明日は国家総合職1次試験 | 彼の西山に登り

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【本文】

明日は国家総合職の1次試験です。
今日の国立国会図書館職員の1次試験を受験した方は連日になりますね。

国立国会図書館は昨年度の合格者チューターで採用者がいたのが大きかったのか、CSS生でも受験者が大勢いますが、明日国家総合職を受ける場合は試験後は気力体力の回復に専念しましょう。

もちろん、明日が初受験の方も、今日は勉強はほどほどにして、明日の試験時間に気力・体力・集中力のピークがくるよう、コンディション調整を優先しましょう。


上記の国立国会図書館や、警視庁、衆議院事務局など幾つかの職種ですでに1次試験が実施されているものの、明日の国家総合職が今年度初めての公務員試験受験という方が多いと思います。

国家総合職に関しては、第一志望として真剣に狙っている方から、ほぼ模試代わりという方までスタンスは様々と思いますが、いずれにせよ受験する以上は、

真剣に、最後まで受け通す

ようにした方が有益です(急に体調を崩したような場合は別ですよ)。

もちろん、「真剣に」というのは、興奮してカッとなることではありません。
燃え上がる炎のイメージではなく、石炭や木炭が赤くなるイメージです(伝わるかな?)
大卒程度試験の場合、専門試験、基礎能力試験合わせて6時間30分(院卒者試験行政区分の方は5時間50分)に及ぶ長丁場の試験ですから、トータルで点数を稼ぐのに効果があるのは、瞬間最大出力ではなく、持続力です。


当日は、専門試験が先です。
専門択一の問題間には難易度差がありますから、まず全体をざっと見て、後回しにする問題を決め、誰もがとれる問題は必ず取れるように、解答順と時間配分に注意しましょう。
同じ実力でも時間配分と解答順の判断で数点違ってくるはずです。解けない問題は早めに後回しにして、どの科目についても易問は先に拾ってしまいましょう。

また、各問題の中でも、よく分からない選択肢・記述にあまりこだわり過ぎないように、「まず答えが出ればいい」という判断で先に進むようにしましょう。

見直しについては、最後の5分は問題を見直すよりマークミスがないか確認することを優先しましょう。
基礎能力試験と異なり、多かれ少なかれ選択科目がある職種がほとんどでしょうから、マークミスがあると大変です。


次の基礎能力試験は、集中力が必要な一般知能がメインですから、以前の記事にも書いたように、まず休憩時間中に頭を切り替えることを意識して休憩しましょう。

繰り返しますが、休憩時間中に専門試験の感想戦をしないように、頭を空っぽにするか、他の事柄で置き換えるようにしましょう。
外形上何もしていなくても、頭の中で自分を責めていたり、不安に駆られていたりすると、休憩になりません。
頭をリセットする方策を今日考えておくのは有意義と思います。

基礎能力試験で注意が必要なのはやはり各問題でのケアレスミスです。
数的処理にせよ、文章理解にせよ、ケアレスミスをしてとれたはずの問題を逃さないよう注意しましょう。

また、現場での解答順と時間配分の作戦次第で同じ実力でも点数が違ってくる点は、準備した知識を吐き出すタイプの専門試験よりさらに甚だしいと思います。いきなり№1から食らいつかず、まずは全体をざっと確認して、作戦を立てましょう。


なお、

明日おちついて行動できるようにするためにも、試験場への持ち物は今日の内に確認しておきましょう。特に受験票、筆記用具、時間を確認する手段が確保できているか、筆記用具と時間確認手段は試験実施機関の要求に沿っているか、禁止事項に抵触していないか、必ず確認しておきましょう。

また、特に試験会場が普段行ったことのない場所である場合は、現地までの交通経路・手段を確認し、早めに出かけるようにしましょう。


では、明日の健闘を祈ります。