最近の出来事から | 軽井沢高原文庫

最近の出来事から

 このブログも、少し時間が経ってしまいました。皆さま、お変わりございませんでしょうか。

 軽井沢高原文庫は、夏季特別展「生誕110年  立原道造展 夭折の生涯を辿って」を開催中です(~10/14日)。詩人・建築家立原道造に関心のある方々が全国各地から足を運んでいらっしゃいます。

 そうした中には、類似の文学館や美術館の方もお見えになっています。8月25日の建築家・青木淳さんの講演の際は、青木さんご自身が京都市京セラ美術館館長ですが、パナソニック汐留美術館や高崎市美術館、サントミューゼ上田市立美術館、ルヴァン美術館の方が参加されていました。

 最近ですと、9月11日には、東京都北区田端文士村記念館の方が芥川龍之介資料の複製製作のための資料撮影に訪れ、業者の方々と丸一日かけて、有島武郎別荘2階の一室で撮影していかれました。9月12日には、学習院大学史料館関係者が4人、辻邦生山荘のやはり撮影の為、ほぼ一日かけて、来年の辻邦生氏生誕100年に向けての準備作業の一環として、現地で山荘内外を撮影されました。この山荘撮影データは当館にもご提供いただけることになっています。

 なお、私は9月14日、北区田端文士村記念館で講演「室生犀星・芥川龍之介・堀辰雄の交友と文学~軽井沢を中心に~」を頼まれていて、行ってきました。テーマが3人であっただけに、事前の準備で3文豪の全集に目を通すのに時間がかかりましたが、ちょうど良い機会と思って、愉しむことができました。他館のイベントの際の会場設営の様子や、スタッフの方の役割分担なども舞台裏からうかがえて、学ぶところがありました。

 なお、一昨日9月16日、詩人の岸田衿子さんのご子息、岸田未知さんが北軽井沢から私を訪ねてくださいました。祖父は岸田國士。未知さんは立原道造展を見て、いいですね、とおっしゃっていました。 

 きょうは、これから東京子ども図書館へ資料借用に行ってきます。9月28日から旧朝吹山荘「睡鳩荘」で始まる「石井桃子とクマのプーさんの世界」のための準備です。私が担当しています。この催しについては、あらためてご紹介させていただきます。ここに掲げる写真は、昨年10月に私が撮影した旧朝吹山荘「睡鳩荘」です。 (大藤 記)