8/25(日)「高原の文学サロン」を開催(建築家・青木淳さん講演「立原道造の建築」)
皆さま、いかがお過ごしですか。
先日(8/3)の平松剛一氏&平松混声合唱団による「立原道造の詩を歌う」(「高原文庫の会」)はとてもすばらしかったです。緑のなか、風にのって、歌声が響いていました。
さて、来る8/25(日)午後2時~、「生誕110年 立原道造展 夭折の生涯を辿って」の2つ目の関連イベント、「高原の文学サロン」を開催いたします。
講師は、建築家で京都市京セラ美術館館長の青木淳さんです。タイトルは「立原道造の建築」。
青木さんの経歴を紹介します。1956年神奈川県生まれ。80年東京大学工学部建築学科卒業。82年同大学院修士課程修了。83~90年磯崎新アトリエに勤務。91年青木淳建築計画事務所設立(現在はASに改組)。
作品に、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、一連のルイ・ヴィトンの商業施設、「青森県立美術館」、「京都市京セラ美術館」(改修設計)(日本建築学会賞作品賞)、「S」(吉岡賞)などがあります。
青木さんは磯崎新アトリエ時代、水戸芸術館の設計などにも深く関わっています。
また、当館では、青木さんに「立原道造の「建築体験」」をご執筆いただいたことがあります(2020年「高原文庫」第35号所収)。青木さんのやわらかい感性は、建築の専門家以外の方にも共鳴を呼び起こすのではないかと私は感じています。
このイベントはまだお席をご用意することができます。ご予約はEメールかFAXで受け付けています。
e-mail:kogenbunko@yahoo.co.jp FAX:0267-45-6626 http://kogenbunko.jp
ここに青木さんの最新著作『くうきをつくる』(2024年5月、王国社刊)と、ちょっと変わった切り口のアンソロジー、青木淳[選]『建築文学傑作選』(2017年3月、講談社文芸文庫)の書影を載せます。 (大藤)