立原道造展の大看板を取りつけました。 | 軽井沢高原文庫

立原道造展の大看板を取りつけました。

 7月9日から12日まで4日間、軽井沢高原文庫は夏季特別展への展示入れ替えの為、休館しております。どうぞご了承ください。

 きのうから、展示替え作業を行っています。7/13スタートの「生誕110年記念 立原道造展 夭折の生涯を辿って」の大看板を取りつけました。ここに写真を載せます。

 今回の立原道造展は、詩稿、詩集、パステル画、建築スケッチ、建築設計図、書簡、遺品等約200点余を紹介します。2020年の立原道造展より資料のクオリティが一段、高くなっています。手作り詩集『ゆふすげびとの歌』『日曜日』の原本、詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』の特装版、詩稿「風に寄せて」、手記[盛岡紀行]原本、パステル画の「二匹の魚」「H子の像」などよく知られた絵画、美しい設計図面など、重要資料がずらりと並びます。これだけの質と量の展示は今後10年~20年を待たなければ実現しないでしょう。

 なお、最初のイベントは8/3(土)午後2時から「立原道造の詩を歌う」(平松剛一&平松混声合唱団)を開催します。料金は大人2500円(立原道造展観覧料大人800円も含まれています)。要予約。

 立原道造の詩が数多くの作曲家によって曲がつけられ、人々に歌い継がれていることに私たちは着目し、関連イベントの柱に「立原道造の詩を歌う」を据えました。そして、歴史と実績を有する、東京の平松剛一氏および平松混声合唱団にお願いしました。夏の軽井沢のカラマツ林の中で、アカペラで歌っていただくという、珍しい、かつ、素晴らしい機会になると存じます。どうぞお誘い合わせのうえ、ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

 展覧会や各イベント詳細は、当館ホームページをご覧ください。 .http://kogenbunko.jp  (大藤 記)