きょうから旧朝吹山荘「睡鳩荘」の新年度一般公開が始まりました。 | 軽井沢高原文庫

きょうから旧朝吹山荘「睡鳩荘」の新年度一般公開が始まりました。

 きょうから、軽井沢タリアセン内に移築保存されている旧朝吹山荘「睡鳩荘」の新年度一般公開が始まりました。1931年(昭和6)、米人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計。国登録有形文化財。11月下旬まで公開いたします(見学には軽井沢タリアセン入園料大人900円が必要。またイベント開催時は料金が変更あるいは見学できない場合がございます)。

 実業家・朝吹常吉(三越社長等歴任)が旧軽井沢に建て、フランス文学者で常吉の長女・朝吹登水子氏らが2000年代初頭まで使用されていました。朝吹家より寄贈。家具や室内装飾などは当時のままの状態で、1階居間は軽井沢別荘建築の中でも最上質なものとなっています。またスタジオジブリ作品の映画「思い出のマーニー」のモデルとも言われています。

 きょうは、早朝より睡鳩荘に勤務する女性スタッフ3人を含む5人で大掃除をしました。今回、4月27日より睡鳩荘で始まるモンゴメリ生誕150周年「赤毛のアンと軽井沢」(お知らせは改めていたします)のために東洋英和女学院などからお借りしてきた資料の移動などもあり、大変でしたが、午前11時ころにはなんとか開館にこぎつけました。

 どうぞ皆さま、塩沢湖畔散策とともに、よろしかったら旧朝吹山荘「睡鳩荘」にお越しください。 (大藤 記)

(写真は2009年撮影)