辻邦生山荘見学会2023③終了 | 軽井沢高原文庫

辻邦生山荘見学会2023③終了

 今日午後、辻邦生山荘見学会2023③が旧軽井沢の現地で開かれました。磯崎新氏設計。参加者16名様。今日の軽井沢は曇り。 

 前回、辻邦生山荘見学会2023②は9月2日に行われ、私が多忙な時でもあり、本欄に何も記しませんでしたが、東京の画廊「ときの忘れもの」の綿貫不二夫・令子社長夫妻や、「都市住宅」元編集長の植田実さん、「ブルータス」元副編集長の鈴木芳雄さんなども参加されていました。参加者16名様。遠い方では、仙台から女性二人が参加されて、その内のお一人は、ご実家が北杜夫さんが東北大学医学部在学中に下宿していた家のすぐ近くにあるとのことで、そこに辻邦生さんが北さんを訪ねてきたことが二人の往復書簡集によって分かることなども、その女性から教わりました。

 今日は、ドナルド・キーン先生のご子息・キーン誠己さんが参加されていました。遠い方では岡山市や京都市から参加。愛知県の清須市はるひ美術館学芸員の奥村綾乃さんも参加。フランス文学者の父親の影響もあり、辻さんの本を中学時代から読み、今も愛読しているというフランス語教師の男性が奥様と東京から参加されていました。

 今日は風のない日で、私は、辻さんの不思議なエッセイ「風のトンネル」が書かれた季節にも近いので、その文章を想い出しました。 

 軽井沢の紅葉はまだこれからといった感じですが、軽井沢駅から旧軽井沢へ向かう道路沿いに植えられたモミジの街路樹だけ、なぜか早々と赤や黄に少し色づき始めているのが印象的でした。

 この辻邦生山荘見学会は、次回は来年となります。皆さまも、作家辻邦生の創作現場がそっくりそのまま密封保存されているこの「作家の家」の見学会に、どうぞよろしかったらご参加下さい。どなたでもご参加できます。 (大藤 記)