辻邦生『物語の海へ 辻邦生自作を語る』刊行
このほど、中央公論新社の村松真澄さんから、辻邦生『物語の海へ 辻邦生自作を語る』(2019.7.10、同社刊)をご恵贈賜りました。辻邦生没後20年記念出版。全集未収録作品多数。400頁余。本体3000円+税。
アドリア海の青い空のような、さわやかな色の装幀です。
「歴史紀行―自作解題風に」「夢想のための書庫―エッセイから」「歴史家と小説家の相違―講演から」の三部構成。私はタイトルに惹かれて、まず「地の霊 土地の霊」から読んでいます。
園生忌を前に、また一冊、作家・辻邦生の創作の秘密を明かす貴重な書物が刊行されました。 (大藤 記)