本との出会い、旅への誘い~『全国作家記念館ガイド』刊行
このほど、『全国作家記念館ガイド』が刊行され、本日、送っていただきました(2019.3.25、山川出版社刊、作家記念館研究会編)。全国の文学館・記念館258館を紹介した初めての書、と帯には謳われています。
手に取ってまず驚いたのは、従来の作家という概念にとらわれない本当に多彩な人たち、つまり、文芸作家や絵本作家、詩人、漫画家、翻訳者、作詞家などの施設を掲載している点です。岡本太郎記念館や手塚治虫記念館、伊丹十三記念館など、まだ私が訪れていない魅力的な館がずらりと並んでいます。
それから、これは今回の編集方針なのか、紙面の作り方が誠に独自です。つまり、施設の規模が大きいか小さいか、運営主体が官か民か、収蔵資料が多いか少ないか、……といった従来ありがちな捉え方をせず、そこへ行くと作家の息吹が真に感じられるだろうか、という視点から紙面が構成されています。本書の魅力のひとつはそこにあるようです。たとえば宇野千代生家というのが見開きで大きく紹介されていますが、私も行ってみたくなりました。
皆さまも、よろしかったら、お手に取ってご覧ください。 (大藤 記)
