若い世代
先日、本欄でお伝えした3月30日の町田市民文学館での矢代朝子さんの朗読会(遠藤周作『女の一生』)は、予約受付2日目に満席になってしまったそうです。遠藤作品の人気はすごいですね。
最近、東京の大学生2人が来館されました。聞くと、一週間ほど前、飛行機でまず山口へ行って、中原中也記念館を見たあと、普通列車でゆっくり東へ向かい、姫路文学館、与謝野晶子記念館、三好達治記念館など各地の文学館を訪ね歩いて、最後に軽井沢に来たとのことでした。一人の男性は、経済学部を卒業したあと文学部に入り直し、いま、中村真一郎や福永武彦、野間宏などの戦後派作家に最も関心があります、と話してくれました。私も全体小説について、一緒に話しました。
また、きのうはふらりと20代の男性が来館。ゆっくり展示室を見学されたあと、帰りに谷川俊太郎さんの『夜のミッキー・マウス』を購入されました。聞くと、ミュージシャンで、作詞作曲もなさるとのこと。数日間、軽井沢に滞在していたそうで、きょうは東京でライブコンサートがあるとのことでした。
私は若い世代の方々にも大いなる希望を抱いています。 (大藤 記)