中公文庫で辻邦生『背教者ユリアヌス』、『わたしの「もったいない語」辞典』刊行 | 軽井沢高原文庫

中公文庫で辻邦生『背教者ユリアヌス』、『わたしの「もったいない語」辞典』刊行

 きのう午後からきょう未明にかけて降った雪は、軽井沢は8センチほどの積雪でした。思ったほどでありませんでしたが、この冬一番のまとまった雪です。  

 ところで、きのう、中央公論新社より、中公文庫『わたしの「もったいない語」辞典』が出来上がったとのことで、見本を送って頂きました。読売新聞・金曜夕刊「にほんご」欄に掲載された好評連載の書籍化。「作家、俳人、歌人、大学教授……言葉のプロ150人がえらんだ愛すべき言葉たち」と帯にはあります。じつは私も「避暑地――感性と知性 沸き立つ場」というエッセイを書いたのでした。

 それはともかく、中公文庫といえば、いま、辻邦生『背教者ユリアヌス』が毎月刊行中なのを、皆さまはご存知ですか。ほんとうに長い小説で、読むのが大変ですが、わたしにとって心に残る作品です。最初のシーン、最後の場面、ユリアヌスを精神的に引き上げようとする皇后エウセビアとユリアヌスとのやりとりなど、懐かしい場面がいっぱいあります。  (大藤 記)