セゾン現代美術館「美藝礼讃」
きのう、ちょっと時間がとれましたので、軽井沢のセゾン現代美術館で開かれている特別展「美藝礼讃」をのぞいてきました。私にとって、これも充電のひとつ。
同館は今年から入館料を大人1500円にアップさせました。広大な庭園に配された野外彫刻群も含めると、それに十分、見合う充実した内容と思いました。
それはともかく、本展は「現代美術も古美術も」というサブタイトルにもある通り、会場には20~21世紀の現代美術が、唐代の鏡、伝・俵屋宗達、九品曼荼羅、戦国時代の兜や甲冑といった、過去二千年近い日本・中国の美術品と同じ空間に、一緒に並べられていました。こうした展示の仕方は、以前の同館には見られず、新鮮でした。
文学との関連で言えば、詩人・瀧口修造のデカルコマニー、辻井喬・詩、宇佐美圭司・画の共同作品などがありました。
パウル・クレー、ジャスパー・ジョーンズ、マン・レイの作品がとくに充実。1年間、スイスのティンゲリー美術館に貸し出して7月に戻ったばかりという、音を奏でる巨大なティンゲリー作品にも、久しぶりで再会しました。 (大藤 記)