神奈川近代文学館で「角野栄子『魔女の宅急便』展」開催 | 軽井沢高原文庫

神奈川近代文学館で「角野栄子『魔女の宅急便』展」開催

  1992年夏、角野栄子さんはルーマニア北部、マラムレシュ地方の小さな村に出かけ、そこで「魔女」のニッツァとアヌツァに出会い、マトウラグーナと呼ばれる魔法の薬草を教えられたのだそうです。この体験は、『魔女に会った』などに綴られています。

 現在、神奈川近代文学館で開かれている「角野栄子『魔女の宅急便』展」で初公開されている当時の取材手帳には、マトウラグーナの全体像が描かれ、その下に次のようなメモが記されているのが読み取れます。「山の中は牛のふんやら水やらぬかるんで 坂をあがるのは大変 魔女がマトウラグーナを探している間 二人の人に会った。私たちに『牛を二頭見なかったか?』ときいた。…」。

 以上、「神奈川近代文学館」第137号「展覧会場から」(展示課・高橋祐子)より。  (大藤 記)