[がんばれ テレビ] | 軽井沢高原文庫

[がんばれ テレビ]

毎朝、複数の新聞にさっと目を通しますが、最近、読んだ毎日新聞の望月麻紀氏(東京学芸部)の「記者の目」([がんばれ テレビ])は印象に残りました(2017.3.31オピニオン)。筆者は、放送担当としてあまたの番組を視聴して3年、テレビの存在意義が低下していると感じるとのこと。インターネットでの動画配信が普及し、メディアが多様化する中で、相対的な価値の低下は避けられないが、それだけではなく、テレビ局自らが存在意義を手放してはいないだろうか、と問題提起されています。公権力の介入、スポンサーの意識が変化するなど、テレビをとりまく環境が厳しさを増す中で、あきらめない放送人が、社会を照らし出す番組を作り続けているとして、テレビ東京による森友学園問題の報道、NHK「ドキュメント72時間」、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」など、ひとつひとつ、例を挙げて論じています。ふだん、テレビのあまり熱心な視聴者とはいえないわたしも、深く考えさせられました。一読に値します。