博物館等関係職員研修会・実務研修など | 軽井沢高原文庫

博物館等関係職員研修会・実務研修など

きのうは、午前中、池波正太郎真田太平記館の運営委員会に出席し、その後、移動して、長野県立歴史館で開かれていた平成28年度博物館等関係職員研修会・実務研修に、午後の部から参加しました。真田太平記館は、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の影響で、来館者が大幅に伸びたとのこと。委員会に出る前、上田市立博物館にうかがい、約100年ぶりに発見されたという真田信繁自筆書状(三重県朝日町歴史博物館寄託品)を倉澤正幸館長に案内していただきました。400年ほど前の書状ですが、状態もよく、墨の濃淡も明瞭で、筆に勢いがありました。「鮭二匹」を贈られたことへのお礼もしたためられており、信繁がぐっと身近に感じられました。長野県立歴史館では、「資料・作品撮影の実際」「土器・陶磁器の取り扱いと展示について」「実際の展示にあたって(歴史館冬季展 展示解説)」を研修しました。