オーボエ奏者の宮本文昭氏
朝、窓を開けると、冷たい空気が一気に顔にきました。今日の軽井沢は、晴れのち曇り。予想気温は、最高が4℃、最低が-9℃。きのうの続き。「文 MON NEXT」113という冊子を見ていたら、元オーボエ奏者の宮本文昭氏が「心で奏でる」というエッセイを書かれているのが目にとまりました。このエッセイ、すばらしいです。ご自身のクラシック奏者としての歩みを、正直に、誠実に綴っていて、感銘を受けました。クラシック音楽が人を感動させる瞬間に出会った14歳の日比谷公会堂での出来事。桐朋学園在学中、出かけた演奏会で運命の人、ドイツ人オーボエ奏者ヘルムート・ヴィンシャーマンに出会ったこ と。高卒と同時に、単身、シベリア鉄道で大陸を横断し、旧西ドイツに渡り、ヴィンシャーマンのもとで研鑽を積んだデットモルト音楽アカデミー時代。エッセン市立交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、32歳でケルン放送交響楽団とそれぞれの場で首席オーボエ奏者として演奏を続けて三十余年…。50歳を過ぎてからは日本に戻り、現在はオーボエ奏者としての活動も引退されたようですが、後進の育成に情熱を注いでおられるようです。この方のもっているピュアな感性に、私も嬉しくなりました。