「高村薫がたどる21世紀の空海 高野山開創1200年」
先日、信濃毎日新聞に隔週で24回にわたり連載された「高村薫がたどる21世紀の空海 高野山開創1200年」最終回を目にし、そこに高村さんが、空海から3世紀ほど後の12~13世紀にかけ、旧仏教に代わり新仏教が登場した鎌倉六宗のすべてが天台宗で法華経を学んだ人々によって開かれ、空海が創始した真言宗からは出なかったということを書いておられ、また、空海はその時期にすでに古くなっていたというある研究者のコメントを紹介されていて、その2点について、私なりに納得のゆく答えを見出したいという思いから、昨年4月から今年3月までの全コピーを 図書館でとり、昨日までに読了しました。東日本大震災、オウム事件、ハンセン病、四国遍路などにも取材範囲を広げたこの渾身の連載を読み、あらためて現代における空海という存在について、仏教を含む宗教というものについて、私なりにいろいろ思いをめぐらすことができました。なお、この連載は共同通信社の配信のようですので、全国の10~20くらいの地方紙にも掲載されたと思います。ご興味のある方は、のぞいてみてください。