軽井沢の美術館 | 軽井沢高原文庫

軽井沢の美術館

きのう、軽井沢美術館協議会の今年の最終例会および忘年会が、くつかけテラスの「A-WOTO」であり、私も参加してきました。昨年はカトリック神田教会での朗読会「死の淵の愛と光」と重なり、欠席したのでした。キッシュの店。ワインや自家製梅酒などを片手に、今年の反省点などを話し合いました。軽井沢の美術館は現在、半分以上がすでに冬季休館に入っており、ルヴァン美術館や田崎美術館の方は東京から参加。まだ開館している千住博美術館や絵本の森美術館の方は軽井沢から参加。協議会は現在、9館で構成されていますが、このほかにも軽井沢ニューアートミュージアムや軽井沢現代美術館など未加盟の館があります。過去には、軽井沢メルシャン美術館、バンダイおもちゃミュージアムなどありましたが、閉館。ともかく、人口2万人ほどの町に、これだけの美術館が林立しているというのはあまり例がないのではないでしょうか。ギャラリーなども加えれば相当な数になるはず。同協議会は、この四半世紀ほどの間、美術館めぐりのバス運行、共通チケットの販売、アートウォッチングなど、知恵を出し合い、さまざまな活動を行ってきました。ところが、近年は、共同事業が毎月1日の「美術館の日」くらいで、活動がやや鈍ってきているようです。地域をいっそう魅力あるものにするため、アートあるいは芸術の分野において、私たちができることを、来年以降はもっと進めていきたいものです。