東京「死の淵の愛と光」朗読会、終わりました。 | 軽井沢高原文庫

東京「死の淵の愛と光」朗読会、終わりました。

一昨日、昨日と3回、東京・明大前のキッド・アイラック・ホールで開かれた軽井沢演劇部による朗読会「加賀乙彦&軽井沢演劇部「死の淵の愛と光」」が無事、盛況に終わりました。ご参加くださったすべての方々、ご協力くださった多くの方々に改めて、心からお礼申し上げます。そして、出演した坂本岳大、岩﨑大、矢代朝子の3俳優に、ほんとうにお疲れ様でしたと申し上げたいと思います。さらに3回ともトークに出演された加賀乙彦館長にも。会場のホールのスタックの方々に対しても同様の言葉を申し上げたいと思います。作家澤地久枝さん、俳優の堺雅人さん、北杜夫夫人など、私のちょっと気が付いた範囲でもさまざまな分野の方がいらっしゃってくださいました。ありがとうございました。以下、個人的感想を思いつくまま一つ、二つ。昨夏の軽井沢「睡鳩荘」、同12月の神田カトリック教会とは全く趣の異なる、密閉された独房空間のような今回の都市型劇空間は、俳優さんの動きも新たに加わり、今回のテーマにぴったりの<場>のように私は感じました。そして、それ以上に、死刑囚という人間の心の内面が、こうも変化に富み、澄んだ心へとメタモルフォーゼしてゆき、「宣告」を前にも日々を安らかに充実して送っていたことを、姫路に住む若い女性教師との手紙のやりとりを通してうかがい知ることができ、人間の心の不可思議さに強く心を揺さぶられる思いがしました。