「ヘンリー六世」「リチャード三世」「間違いの喜劇」 | 軽井沢高原文庫

「ヘンリー六世」「リチャード三世」「間違いの喜劇」

シェイクスピア全集(白水社、全5巻、小田島雄志訳)を読んでいます。「ヘンリー六世」「リチャード三世」は、シェイクスピアの死後7年を経て1623年に出版された初の全集では「歴史劇」に分類された作品。いわゆる薔薇戦争の頃を材源としています。「ヘンリー六世」は三部作からなり、ずっと通して上演したら半日もかかりそうな長大な作品。かつてポーランド出身の批評家ヤン・コットは、シェイクスピア歴史劇のなかにナチの占領や強制収容所や大量殺人の時代の夜を読みとりましたが、舞台はイングランドおよびフランスですが私も似た印象をもちました。