ヤンソンとムーミンのアトリエ
木之下晃『ヤンソンとムーミンのアトリエ』(2013.10、講談社)は、1980年、1991年のトーヴェ・ヤンソンさんのヘルシンキのアトリエでのヤンソンさんの姿を写した写真集です。木之下さんはクラシック音楽の指揮者・演奏家・作曲家の撮影活動であまりに著名ですが、ヤンソンさんを写すことになった誠に興味深い経緯は、本書あとがきで触れられています。それはともかく、ここにはインタビュー嫌いカメラ嫌いといわれるヤンソンさんの、心温まる側面、妖精のような側面が、見事に写しだされています。 私は、武満徹展の際に、木之下さんにお世話になり、その人懐こい面に触れることができ ました。