船山滋生展 | 軽井沢高原文庫

船山滋生展

最近、東御市梅野記念絵画館で開かれている「船山滋生展」を見に行ってきました。船山滋生さんは彫刻家。おととし、ガンのため、63歳で東御市の自宅で亡くなりました。したがってこれは遺作展。軽井沢のショー記念礼拝堂入口にあるショー氏記念像や軽井沢町中部小学校の「麦わら帽子」などを見慣れた目には、1990年代、2000年代の作品が多く並ぶ今回の展示は、新鮮に映るでしょう。具象でなく、抽象でもなく、心象というか…。船山さんの父は小説家船山馨。船山さんはかつて、当館近く、小倉の里別荘地に住んでいました。私もアトリエにうかがったことがあります。天井の高い、上から光が差し込む部屋。朝日新聞の「声」欄のカットを13年間担当。同じ東御に住む水上勉氏の小説の挿絵や装丁も多くなさっていました。今回展示された作品で、私は最初の展示室に並んだ彫刻にひきつけられました。「遐域」(かいき)シリーズ、「燦」、「黎」など。「S.MAKINO」像はあまりに似ているのに驚きました。