プルースト『失われた時を求めて』、再び
プルースト『失われた時を求めて』7を読了。「ソドムとゴモラⅠ」。ソドムとゴモラは旧約聖書の『創世記』に登場する、天からの硫黄と火によって滅ぼされたとされる商業都市。3年前、『コーラン』を井筒俊彦訳で最初から最後まで読んだ時も、この街の記述が複数回、出てきたのを思い出します。この巻の主題はソドムとゴモラに象徴される内容。タブーへの挑戦。当時、プルーストは何度か、アンドレ・ジッドに会い、この主題について熱心に話し合ったことをジッドが日記に記していると、訳者鈴木道彦氏は「はじめに」に記しています。