岡本一平、かの子、軽井沢での出会い | 軽井沢高原文庫

岡本一平、かの子、軽井沢での出会い

『ふるさと文学散歩 京都』(2012.11、大和書房)を読んでいたら、岡本一平、かの子が軽井沢で出会ったという解説箇所に出くわしました。1909年夏。かの子は避暑で父と軽井沢の旅館油屋に滞在していたとき、東京美術学校生を通じて岡本一平と知り合ったとのこと。その一平からの縁談話は「家事向きにしこんでいないから」との理由で断りますが、妊娠していたこともあって結婚することになり、岡本家での同居がはじまったとの由。そのとき岡本かの子が、身ごもっていた子どもを「産むべきか、始末すべきか」魯山人に相談したといいます。魯山人は、即座に「産むべし」と答えたそうです。生まれた子どもが、芸術家の岡本太郎でした。岡本かの子の小説『食魔』は、北大路魯山人をモデルにして書かれたと言われています。軽井沢の旅館油屋が、追分の油屋か、軽井沢駅前の清響館油屋か、いまだ私も調べていません。