加賀乙彦『雲の都』毎日出版文化賞・特別賞の授賞式スピーチ
12月4日朝日新聞文化欄「ことば」に、加賀乙彦氏が『雲の都』によって毎日出版文化賞・特別賞を受賞した際の授賞式のスピーチについて、記者の中村真理子氏がコラムで紹介しています。私は式に参加した知人からとても楽しいお話だったとうかがっていました。コラムから一部を引くと…。この長編小説を文芸誌に連載中、読者から手紙がどんどん来るようになったとのこと。「自分がこの時代を見ているのと同時に、時代が自分を動かし、見ている。長い間に、この二十構造が入り乱れてわけがわからなくなる。そういう書き方が、この二つの小説でできたと思っている」とも。前著『永遠の都』は原稿用紙5千枚。『雲の都』は4千枚だそう。ちなみに出版界の代表的な賞は、順不同で毎日出版文化賞、サントリー学芸賞、野間文芸賞、大仏次郎賞、読売文学賞などがあります。このたびのご受賞、誠におめでとうございます。