室生犀星展の準備 | 軽井沢高原文庫

室生犀星展の準備

12日からの室生犀星展の準備をしています。館蔵品をもとにした没後50年展。犀星は1962年、昭和37年に亡くなっています。犀星は自身の言葉によれば、夏の3ヶ月を軽井沢の自身の別荘で過ごした、ということです。第二次世界大戦中および戦後しばらくは軽井沢1133番地の別荘で一家で疎開生活を送っています。もしこのような問いがあったら、という仮定ですが、もっとも軽井沢で時間を過ごした文学者は誰か?と聞かれれば、私は躊躇することなく二人の名を挙げるでしょう。野上弥生子と室生犀星。しかし、この答えはこの先、正解でなくなるかも知れません。現在、軽井沢には多くの文学者が定住なさっているからです。しかし、いずれにせよ、大正9年から昭和37年まで(ごく初期は断続的)という相当長期間のほとんどの夏を犀星は軽井沢で過ごしていた、という事実は今後も変わることはありません。