芹沢光治良『巴里に死す』単行本化!
芹沢光治良『巴里に死す』が単行本化されました。久しく待ち望まれていたものです。2012.2.20勉誠出版刊。最近、四女の岡玲子さんから送っていただきました。代表作『人間の運命』全14巻は読むのは大変ですが、『巴里に死す』はぜひ、若い方に読んでいただきたいと思います。そして、やがて『人間の運命』にも取り組んでいただきたい。この作品は第二次大戦中に書かれた小説ですが、戦後、森有正訳で仏訳され、フランスの読書界でも大きな話題になりました。私も、この読みやすそうな大きな活字で、久しぶりに、この名作を再読したいと思います。芹沢光治良さんには四人 のお嬢さんがいらっしゃいますが、いずれの方もパリと深い関わりをもたれました。その意味でも、この作品は芹沢作品の中で重要な位置を占めるのです。