要注意! 融雪型火山泥流 | 軽井沢高原文庫

要注意! 融雪型火山泥流

融雪型火山泥流をご存知ですか? 昨年、浅間山火山防災対策連絡会議発行のA3のチラシが新聞折込されました。それを今、改めてよく見ています。浅間山の噴火により火山から噴出した高温の岩塊や火山灰、軽石などが高温のガスと混合し、それらが一体となり地表を流れる現象を「火砕流」といいます。これは私も承知しています。一方、浅間山が冬期間、山頂付近で雪が積もっている時期に中規模の噴火をし、火砕流が発生した場合、この火砕流により雪が解け、土砂や火山灰と一緒になり、斜面を高速で流れ下る現象を「融雪型火山泥流」といい、その時速は60kmにも達すると言われ、発生してから15分で別荘地や住宅地に到達するとシュミレーションされているというのです。驚きました。浅間山は戦後の1973年、1982年に融雪泥流が発生、火口からそれぞれ2km、3.5kmに到達したことが分かっています。1000年に1度という規模の東日本大震災が起こった現在、私たちは地域の災害の可能性について日頃から十分注意を払う必要があります。ちなみに、現在の浅間山の噴火警戒レベルは、最も平穏な「レベル1」です。