震災と日本人⑤加賀乙彦さんと語る「神が、自然が、人類に希望」
きのうの信濃毎日新聞に<特集:震災と日本人⑤加賀乙彦さんと語る「神が、自然が、人類に希望」>が掲載されました(2011.12.21信毎11頁)。主筆・中馬清福氏との対談。話の内容は私たちの誰にも関わってくる重要な問題です。私は三度、読み返し、書架からすこし埃をかぶった『パンセ』と『歎異抄』を取り出し、いつでも読めるよう鞄に仕舞いました。以下は、加賀発言の一部。「日本は原爆は造らないといいながら原発はどんどん造った。放射能の怖さを知りながら放射能(を出す原子炉)でもって発電してきた。」「自然とか神―私の場合は神ですが―仏教でいえば大日如来のような宇宙的な大きさの仏、そういう存在を私は一応、自然とか神と呼んでいます。これらに対しもっと謙虚であるべきだ、謙虚であるためには、自然に帰依する何か強い祈りの言葉をもつべきだ、と考えます。」「私たちの知識など膨大な闇の中でちょっと光る蛍みたいなものだ。それに比べて自然が持つ無限の不思議さ…。すべて分かっているなんて嘘です。」