野上弥生子の羽織、ピアソラ | 軽井沢高原文庫

野上弥生子の羽織、ピアソラ

現在、当館の2階展示室へ上がっていく階段の東壁に野上弥生子の羽織を展示しています。もちろん本人が使っていたものです。その隣に、晩年の野上の随筆集『一隅の記』から、「私の茶三昧」の一節をパネルにして紹介しました。これが「軽井沢の四季と文学」展の導入の一つとなっています。最近、岩波文庫の『野上弥生子随筆集』(竹西寛子編)が復刊されたのをご存知でしょうか?

数日前、大賀ホールで武藤順九という彫刻家の作品(実物と映像とにより)と音楽を交響させるコンサートがあり、それが違和感なく、響き合っていました。演奏は清水有紀(ヴァイオリン)、海野幹雄(チェロ)、黒岩岩寿(コントラバス)、藤井一興(ピアノ)、海野春絵(同)。藤井氏は名ピアニスト、ミケランジェリ使用のスタインウェイのオールドを弾いていました。武藤氏はローマ在住。それにしても後半プログラムがすべてピアソラなのには驚かされました。