バスケットボールの国内リーグが2つに分かれている問題で先日新トップリーグ

設立に向けての話し合いが行われた。


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◆新トップリーグ案の骨子まとまる

 

 日本バスケットボール協会は22日、都内で理事を開き、日本リーグとbjリーグに

分かれている国内トップリーグ統合に向けた検討委員会の答申案骨子を説明した。

案では2010年度から両リーグのチャンピオンシップや交流戦を行う併存期間を設定、

13年度をめどに新たなリーグの創設を目指すなどとなっている。

 

(2010.1.23(土) 読売新聞朝刊より抜粋)

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 さらにこの理事で天皇杯・皇后杯(オールジャパン)の今後の方針を検討するための

特別委員会として、オールジャパン検討委員会が新設された。

おそらくオールジャパンへのbjリーグ所属チームの参戦が最も実現が早いと思われる

項目なので、その対応をするための委員会であろう。


 また、滞っていた男子日本代表HCの選任についても話し合いが行われた。


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◆平成22年度バスケットボール男子日本代表チームヘッドコーチについて



 財団法人日本バスケットボール協会では平成22年度バスケットボール日本代表チーム

ヘッドコーチ選任に当たり、2012年ロンドンオリンピック・2016年リオデジャネイロオリンピック

への出場権を獲得することを最大にして最高のミッションとして、ヘッドコーチを公募した。

ヘッドコーチ候補者は公募と男子強化委員会からの推薦者を合わせて選考を行い、

最終選考者を本日の日本協会理事会で決定を目指した。公募には5名の申込があり、

男子強化委員会からの推薦者5名と合わせて10名の候補が挙がったが、本日までに

最終候補者の選定に至らなかったことから本日新たに就任した萩原伸浩男子強化部長

を含めて引き続き選考を行うこととなった。2月17日の日本協会理事会での決定を目指し、

選考を続ける。


(2010.1.22 日本バスケットボール協会 HPより抜粋)

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 ロンドンオリンピック出場に向けてということであれば、本当に時間が無い。

まだ決まっていないということがあまりにも遅すぎるのだが、短期間でチームを

作りあげることができ、国際大会の経験が豊かなヘッドコーチであることが

必須条件となるだろう。


 国内のリーグのあり方について、国際大会で日本代表が飛躍するために、

とにもかくにも動きが具体化しつつあることは確かだ。


 先日、勝てる試合を落としたレラカムイが雪辱を期すのか?

それともトヨタが連勝でプレーオフ進出へ弾みをつけるのか?

ゲームは思いのほか、ロースコアとなった。



トヨタ自動車アルバルク    68-61   レラカムイ北海道



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 <スターティングメンバー>

 ○トヨタ自動車アルバルク

  #7 正中 岳城、#12 渡邉 拓馬、#19 クリフ ブラウン、#25 荒尾 岳、#34 高橋 マイケル


 ●レラカムイ北海道

  #1 野口 大介、#8 山田 大治、#9 折茂 武彦、#11 桜井 良太、#13 クリスチャン マラカー
 


◆戻ってきた「ビッグショット」 五十嵐圭



                         Q太郎のスポーツ旅日記  ~Enjoy!SPORTS~ ♯1 五十嵐 圭



 今シーズンのトヨタの目玉と言えば、♯1 五十嵐圭の加入であった。

スピードあるバスケットを特徴とするトヨタと五十嵐のプレースタイルは

マッチするのではないかと思われた。

しかし、日本代表の活動でシーズン前のチーム合流が遅れたことや

11月下旬には右手中指を骨折したことなどから、シーズン前半は

チームとしても五十嵐としても波に乗り切れず苦しんだ。


 右手中指骨骨折から2ヶ月も経過していない時期での復帰は少し早い

のではないかと思われたが、少しずつ状態は良くなっているように見える。

五十嵐の特徴であるスピードと得点力がこの試合の大事な局面で出ていたからだ。

五十嵐はゲームをコントロールするというよりも、自らも積極的に得点することで

チーム全体のテンポを上げていくポイントガードである。

 4Qの中盤で五十嵐は持ち前のスピードを活かし ♯13 オバノンへのアシスト、

自らもシュートを連続で決める。

連続得点で流れを一気にトヨタに引き寄せ、レラカムイの追随を振り切った。

人気者である五十嵐の勝負所での「ビッグショット」は体育館全体の雰囲気を

ガラリと変える力がある。

トヨタのプレーオフ進出の条件としてこの人の「ビッグショット」は不可欠になるだろう。



◆後半 レラカムイの失速

 3Qのレラカムイの立ち上がりの悪さはまるで前半と違うチームかのようであった。

レラカムイは前半、♯11 桜井がドライブで中央に切り込み、

外に開いていた♯1 野口がアウトサイドシュートを決めるという形がきれいにはまった。

ボールと人がよく動いている理想の形である。



                         Q太郎のスポーツ旅日記  ~Enjoy!SPORTS~  ♯1 野口 大介


 しかし前半、8得点差をつけてリードしていたレラカムイの勢いが、ハーフタイムを挟んで

一気に落ち込んでしまった。

トヨタはレラカムイに速攻を出させないように、♯9 折茂に良い形でボールが渡らないように

十分ケアしていた。

足が止まってしまったレラカムイは3Q 8得点しか奪うことができなかった。



 前日の試合といい、前半で良いゲームの流れを作っているにも関わらず、

勝負所を逃してしまった。

チームとしてオフェンスの形は試合を重ねるごとにバリエーションを増してきている。

苦しい場面を乗り越える感覚をチームとして身につけられるかどうか、

少しのきっかけで連敗が連勝に転じる可能性は大いにある。



 

 この2連戦でトヨタが2連勝。その結果、栃木、パナソニック、東芝、トヨタの4チームが

共に14勝10敗で勝ち星を並べた。

その下には日立が12勝12敗で控えておりこちらもまだ十分プレーオフ進出を狙える。

1位のアイシンの20勝4敗は別格として、2~4位の座を争う戦いは熾烈になってきた。

リーグ戦も終盤に向けて緊張感のあるゲームが期待できそうだ。





                       Q太郎のスポーツ旅日記  ~Enjoy!SPORTS~



合言葉は「必ず2連勝」。
プレーオフ進出に向けて一つも星を落としたくないトヨタ自動車アルバルク、
オールジャパンの好調から5割も狙えるレラカムイ北海道。
戦いの場は宮城県白石市にあるホワイトキューブ。
トヨタのホームゲームでありながらも、互いのホームタウンの中間地点でもある
この場所。
ホームとアウェイの差がほぼ無い地で勝ちを引き寄せるのはそれぞれの力次第となりそうだ。

 
トヨタ自動車アルバルク    83-77   レラカムイ北海道



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 <スターティングメンバー>

 ○トヨタ自動車アルバルク

  #7 正中 岳城、#12 渡邉 拓馬、#19 クリフ ブラウン、#25 荒尾 岳、#34 高橋 マイケル


 ●レラカムイ北海道

  #1 野口 大介、#8 山田 大治、#9 折茂 武彦、#11 桜井 良太、#13 クリスチャン マラカー
 


◆バスケIQの高さ、チャールズ・オバノンの存在感



                      Q太郎のスポーツ旅日記  ~Enjoy!SPORTS~  ♯13 チャールズ・オバノン


 今シーズン、トヨタのスターティングに名を連ねている外国人選手は♯19 クリフ・ブラウン
外国人選手がコートに一人しか出られない「オン・ザ・コート・ワン」が昨シーズンから

実施されている中でトヨタの大黒柱、♯13 チャールズ・オバノンは若手のブラウンに

スターティングを譲っている。
200cm、113kgのブラウンがフィジカルで力強くポストプレーをするのに対し、
201cm、100kgのオバノンはドライブイン、ミドルショットを得意とするシューターである。


 第3Q、ブラウンにファウルがコールされ集中力が切れかかった時、
交代して出場したオバノンが得点を重ねる。
前半を同点で折り返し、後半レラカムイがじわりとリードを広げつつある時間帯での交代だった。
リードをこれ以上広げられたくないという苦しい場面でこそ、オバノンの勝負強さが活きる。
得意のドライブイン、ジャンプショットで着実に得点し、終わってみれば23分間の出場で
20得点をたたき出した。


 まだ、25歳と若いブラウンは勢いがあるが、一方でプレーの粗さもある。
ブラウンが崩れかかっても、ベンチから出てくるのが日本で10シーズン目を迎えた
オバノンというのが心強い。
「技術は衰えない」という言葉は確かだ。




◆ベンチメンバーの差


 それぞれのチームの2桁得点選手を並べてみると、
トヨタ・・・♯13 オバノン 20得点、♯34 高橋マイケル 17得点、♯11 熊谷 13得点
レラカムイ・・・♯9 折茂 17得点、♯13 マラカー 17得点、♯8 山田 16得点
一見するとそんなに大差は無い。
異なるのは、レラカムイの方がすべてスターティングの選手であるのに対し、
トヨタの方は二人がベンチからのスタートであるということだ。


 トヨタの熊谷が狙うポジションは熾烈である。
攻守にわたる中心選手 ♯12 渡邉拓馬、日本代表のシューター ♯10 岡田
または抜群の得点力を誇る ♯34 高橋マイケルといった面々の中でプレータイムを
奪っていかなければいけない。


                      Q太郎のスポーツ旅日記  ~Enjoy!SPORTS~   ♯11 熊谷 宜之

 第4Qの熊谷は圧巻だった。
連続で3Pシュートが決まる。しかも2本目はリングに跳ね返り落ちるかと思われたが、
もう一度リングの上でバウンドし幸運にもネットを通った。
果敢にゴールに向かう姿勢が呼び込んだゴールであろう。
そうでなければ自らのプレータイムは確保されないのだから。


 一方、レラカムイとしては ♯16 KJ松井が2得点と伸びなかったのが痛い。
本来ならばベンチからでも2桁得点ができる選手だ。
クイックで打つことができる貴重な3PシューターであるKJ松井、
またはもう一人の外国人選手 ♯44 サイラス・テイトの得点が伸びてくれば、
チームとして攻撃力に厚みが増す。




 まずトヨタが1勝したことで、プレーオフ進出への争いが激化してきた。
トヨタがこのまま波に乗れるか、それともレラカムイが意地を見せることができるのか?
2戦目の戦い方に注目だ。