第13回世界水泳選手権の競泳種目が本日よりスタートします。

そこで、簡単に注目選手を紹介したいと思います。


◇入江 陵介(背泳ぎ/男子)

この2、3ヶ月最もメディアで取り上げられた選手でしょう。

北島康介不在の中で日本の新エースとして期待されるのが入江陵介です。

世界一美しいとされるフォームは額にペットボトルを置いたまま、泳げるという脅威の安定感を

誇ります。


日豪対抗戦で200m背泳ぎ1分52秒86という「幻の世界記録」を出し、時の人となりました。

水着問題で多くの取材を受け、「北島さんはこのプレッシャーを常に背負ってきたんだ」と

実感するようになったことでしょう。

「速いスイマー」から「強いスイマー」へ。緻密な泳ぎに強いメンタルが加われば、まさに世界のトップスイマー

となることができるでしょう。



◇立石 諒(平泳ぎ/男子)

「ポスト北島」して期待される、20歳の平泳ぎ期待の若手選手です。

北京五輪は出場が期待されながらも、選考会で敗退。悔しい思いをした選手です。

今年の日本選手権では、50m、100mで2冠を達成。世界への切符を取り戻しました。


スタート台に立つ前の立石の表情は、北島に重なる強さを感じるのです。

強い目でじっとコースを見つめ集中する姿が、緊張感と期待感を持たせてくれる選手だと思っています。

20歳という若さでありながら、レース後のインタビューですぐに自分の泳ぎを分析できている

ところにクレバーさも感じます。大物の予感、この大会で華開くか?注目です。



◇酒井 志穂(背泳ぎ/女子)

まだ18歳の若さである酒井がこれからの日本背泳ぎをリードしていくことは間違いないでしょう。

彼女がブレークしたのは、今年4月の日本短水路選手権。100mで56秒15の短水路世界記録を

出し、一躍日本期待の選手として名乗りをあげました。


日本の背泳ぎ女子と言えば、激戦区として知られています。日本代表の座を勝ち取るのも

至難の業。アテネ、北京のメダリスト中村礼子をはじめ、伊藤華英、寺川綾という世界でもトップクラスを

狙えるビッグネームが揃っていたからです。中村礼子引退後、酒井が伊藤、寺川を抑えて

日本の第一人者になれるかこの大会での泳ぎに期待です。



◇寺川 綾(背泳ぎ/女子)

「復活」という言葉ではなく、「成長」という言葉の方が今年の彼女にはしっくりくると思います。

北京五輪の出場権を逃し、長いスランプが続いた寺川は、今年の日本選手権で50m、100m、200mの

3冠を達成という驚きの結果を残しました。


寺川に大きな変化をもたらしたのは、北島を指導した平井伯昌コーチのもとで指導を受けるようになった

ことでしょう。平井コーチ曰く「レースを怖がっている」というのが寺川の印象だったようです。

練習ではとても良い泳ぎをしているのだから、もっと自信をもって泳げば良い、そう寺川の心を

変えていったのが平井コーチの手腕でしょう。

24歳という競泳選手としては、ベテランの域に達する年齢で「成長期」を迎えた寺川が更なるサプライズ

を見せてくれるかもしれません。



「複数のエース」の登場を期待する今大会。ローマでの収穫がロンドン五輪への第一歩となります。

新生、日本代表に期待したいと思います。


本日もストリートボールリーグ「Legend」シーズン8 第9節を観戦してきましたので、

そのレポートをお伝えします。

※19日に行われる予定だった第8節は強風のため、施設側の判断で中止と

なりました。


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「Legend」シーズン8 第9節 in 横浜ドックヤードガーデン    2009.7.20(月)


<GAME1>

○TEAM RED(DELA、TAIKI、ATSUSHI)・・・・・・・・・・・・・・28(1R/7、2R/15、3R/6)

  ※出場予定だったwettyが負傷の為、代わりにTAIKIが出場

●TEAM BLUE(ST、IPPEI、SOGEN)・・・・・・・・・・・・・・・・・26(1R/5、2R/10、3R/11)

<TEAM REDの勝利> 


ビッグマンがいない両チームの対戦。それが逆にゴール下のルーズボール争いを

激しくさせた。

1R、両チーム共に動きは悪くないが、互いにタイトなディフェンスをこじ開けられず、

シュートがなかなか入らない。シュートには行くもののゴールが遠く、ロースコアの

入りとなった。


2R、流れを引き寄せたのはTEAM BLUEのSOGENだった。「跳び上がる塊」と呼ばれる

ボディービルダー顔負けの筋肉の持ち主SOGENが持ち味を発揮する。

リバウンドに果敢に飛び込み、ゴール下でのファウルをもらい、フリースローでの得点を

重ねる。

一方、TEAM REDもTAIKIが得意のロールプレーを見せ、ごりごりとゴールへ

向かっていく。

そのTAIKIを上手くコントロールしていたのがATSUSHIだ。味方に指示を出し、コントロール

しながらも2Rのブザービートを決めたのはATSUSHIだった。勝負所でビッグショットを

何度も見せてきた初代王者の貫禄だ。


3R、風が強いせいもあり、いつもなら反撃に出てくるはずのSTの外角シュートが決まらない。

しかし、IPPEIのドライブ、SOGENのパワープレーでTEAM BLUEも反撃を見せる。

試合はシーソーゲームとなったが、やはりここで決めたのがATSUSHI。

28点目の決勝点をしっかりと決めるところはさすがだ。残り4秒、2点差でSTがシュートを

放つも外れる。

接戦をものにしたTEAM RED、試合巧者ATSUSHIの強さを改めて感じた。



<GAME2>

○TEAM BLUE(仮エース、CHIHIRO、YOHEI)・・・・・・・21(1R/12、2R/9)

●TEAM RED(HIDE、KOYAS、K20)・・・・・・・・・・・・・・6(1R/6、2R/0)

<TEAM BLUEの2RKO勝利> ※15点差がついた時点で試合終了。


久々にLegendに登場した仮エース。リーグきっての点取り屋&人気者の仮エースは

猫耳のカチューシャをつけて登場・・・。

高さでは間違いなくTEAM REDの方が有利だが、爆発力があるTEAM BLUEだけに

どちらの持ち味が吉と出るかが注目となったこのカード。

しかし、「高さ」という持ち味までTEAM BLUEが奪い取る形となった。


1R、182cmのHIDE、187cmのKOYASのシュートを181cmのCHIHIRO、173cmのYOHEI

がブロックする。乗せたら怖いTEAM BLUEのメンツ。「1ON1馬鹿」CHIHIROと「福岡が

生んだビックリ箱」が調子づいたのは言うまでもない。

YOHEIは外からのシュートを外さない。CHIHIROは現役大学生のルーキーK20に

1ON1をふっかける。雰囲気にのまれた感のあるK20は1ON1対決でCHIHIROに完敗。

そして、とどめは仮エース。角度のないところからボードをうまく使ってらくらくシュートを

決める。もちろん、容赦なくフィニッシュも「得点の狂気」仮エースが決めた。

TEAM BLUEが余裕の2RKO勝ちとなった。



<GAME3>

○TEAM BLUE(M21、IPPEI、KYOSHI)・・・・・・・35(1R/10、2R/14、3R/11)

●TEAM RED(MATSU、TAIKI、仮エース)・・・・・・32(1R/13、2R/13、3R/6)

<TEAM BLUEの勝利>



シーズン6、7とLegend史上初の2連覇を成し遂げたチャンピオンM21は昨シーズンから

脅威の負け知らず。一体誰がM21を止められるのか。経験豊富なメンバーが揃った上に

「得点の狂気」仮エースがいるのだから期待が高まる。


1R、GAME2で「アップ完了」といったところの仮エースが出だしから好調。

ミドルにドライブにと得点を重ねる。

一方、TEAM BLUEはなかなか良い形でM21にボールを集めることができない。

そこをつないだのがKYOSHIのミドルシュートだった。KYOSHIのつなぎで1Rは3点差に

収まった。


2R、TEAM BLUEはM21の3Pシュートが決まるなど、じわりとチャンピオンが攻める。

しかし、TEAM REDも慌てず着実に点を重ねていく。

緊張感のある非常に締まったシーソーゲームが続いた。わずか、2点差でTEAM REDが

リードし2Rを終える。


3R、30対30の同点の時、TEAM REDに悪夢が起こった。仮エースが足をひねり負傷。

タイムを取りテーピングでがちがちに固めて登場。しかし、仮エースはドライブをできるような足

ではなかった。

TEAM REDはMATSUとTAIKIが走り回り、何とか仮エースを外に出し3Pシュートを

打たせる。だが、足は踏ん張りがきかない様子。しかも、この日の横浜は風が強い。

仮エースのシュートはリングを通らなくなってしまった。1R、2Rと13点ずつあげていた

TEAM REDの勢いは失速。3R、TEAM REDの得点はわずか6点に終わった。



けがで出遅れたM21が着々と勝ち点を積み重ね、1位の座を狙っている。

上位争いが激しくなってきたLegendシーズン8はもう中盤にさしかかった。

来週も横浜ドックヤードガーデンで行われるLegend。横浜の風は誰に味方するのだろうか?



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以上、Legendシーズン8 第9節のレポートをお届けしました。







皆さん、ストリートボールをご存知でしょうか?

体育館でやるバスケットボールとは違い、外にリングとボールが

あればそこで自由に誰もがプレーできるという場所。


しかし、そこにもプロリーグというものが存在するのです。

日本のストリートボールシーンの中心となっているのが

「Legend」です。

毎試合、ピックアップされたボーラーが3人ずつのチームを組み対戦。

チームの勝ちが個人の勝ち点となり、個人ランキングでチャンピオンを争うというリーグ。


詳しくは 

http://legend.syncl.jp/

「Legend」のHPを一度ご覧ください。


ストリートボールや「Legend」については今度詳しくお話したいと思いますが、

本日は「Legend」シーズン8の第7節in横浜ドックヤードガーデンの様子を

レポートしたいと思います。


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「Legend」シーズン8 第7節 in 横浜ドックヤードガーデン    2009.7.18(土)


<GAME1>

○TEAM BLUE(MATSU、KENTARO、YOHEI)・・・・・21(1R/19、2R/2)

●TEAM RED(YOSK、wetty、KYOSHI)・・・・・・・・・・・・6 (1R/6、2R/0)

<TEAM BLUEの2RKO勝利> ※15点差がつくと自動的にそこでKO決着となり試合終了。


TEAM BLUEはMATSU-YOHEIのホットラインが冴えた。

3人が上手くパスを交換し、YOHEIがフリーになったところでMATSUが絶妙なパス。

YOHEIが落ち着いて3Pシュートを決め、TEAM REDを引き離す。

「福岡が生んだビックリ箱」と呼ばれ、試合が始まるまで当たりが外れか分からないという

波のあるボーラーYOHEIだが、この試合は終始落ち着いてプレーしていた。

一方のTEAM REDはYOSKが何とかつなごうとするものの、

メンバー同士の連携というところでTEAM BLUEとの差が出てしまった。


MATSU-YOHEIは時にアリウープも狙おうかというパスを出すなど、

遊び心も持ちながらの余裕のあるバスケを魅せていた。

イメージの共有が出来ているからこその信頼関係だ。

TEAM REDは動けるメンバーが揃っていただけに、戦い方次第では

もっと違う展開になっていただろう。

wettyはKENTAROとのマッチアップということでインサイドの守備に重点を

置いていたかもしれないが、逆にwettyの外からのシュートが出てくれば、

相手としてはやりずらかっただろう。

チーム力の勝利でTEAM BLUEの圧勝だった。



<GAME2>

○TEAM BLUE(DELA、K20、MZ)・・・・・・・30(1R/12、2R/7、3R/11)

●TEAM RED(TAIKI、HIDE、ST)・・・・・・・・29(1R/9、2R/12、3R/8)

<TEAM BLUEの勝利>


結果から言うと、第7節のベストゲームはこの試合だった。

点差からも分かるように、お互いがハードに戦ったグッドゲームであった。


1R、K20が積極的に仕掛ける。K20のマッチアップはHIDE。フィジカル的には、

K20の方が不利だが、それでも果敢に攻めていく。

そんな様子を見てか、いらだつSTは自ら3Pシュートを決めていく。

1R、TEAM BLUEの方が優勢という印象もあったが、STの踏ん張りもあり、

3点差にとどまった。


2R、TEAM REDは攻撃のオプションを増やした。STからHIDEへ絶妙なタイミングの

パスでHIDEがゴール下でイージーにシュートを決め出す。

それに加え、STの3Pシュートも面白いように決まり出し形勢は逆転。

TEAM REDが2点のリードとなった。


3R、おとなしかった「エゴイストな点取り屋」が目覚めた。TEAM BLUEのDELAの3Pシュート

が決まり出す。それまで静かでもおいしいところを持っていく。それがDELAの特徴でもある。

一度はTEAM REDに傾いた流れを一気に引き寄せるビッグショットだった。


最後まで、もつれたゲームとなったが最終的にTEAM BLUEが逃げ切り勝利。

ビッグマンはいないゲームだったが、ハードにディフェンスするボーラーが揃っただけに

ファールすれすれのぶつかり合いが熱気となっていた。

特にMZとTAIKIはお互いハードにディフェンスをし合っていて、ストリートボールらしい

ゲームの象徴であった。



<GAME3>

○TEAM BLUE(M21、SOGEN、ぬま)・・・・・・・・・・・33(1R/14、2R/8、3R/11)

●TEAM RED(ATSUSHI、KOYAS、CHIHIRO)・・・23(1R/2、2R/13、3R/8)


この日のメインゲーム。点の取り合い、接戦が予想されたが、フタを開けてみれば

意外な展開となった。


1R、正直、どちらの流れでもなかった。点差は14-2とTEAM BLUEが引き離したものの、

すっきり点を取っていた訳でもない。インサイドではKOYASがM21にボールを簡単に

入れさせないよう激しくディフェンスをしていたが、M21はシュートファールをもらうなどして

こつこつと点を稼いでいく。

TEAM REDはなかなかメークできず、ゴールに嫌われる。


2R、危うくまさかのKO負けかと思われたTEAM REDだったが、さすがに簡単に

そうはさせないメンツが揃っている。

Legend初代王者ATSUSHIが仕掛け始め、ミドルからのシュートを決めていく。

CHIHIROもそれに続き、ミドルのシュートが入り始める。

1Rで12点あった点差を7点差まで縮めた。


3R、「ふざけているようで狙っている、狙っているようでふざけている」ぬまが本気モードに

なった。普段は味方にパスを供給することの多いぬまが自分でシュートに行き始める。

チームが苦しくなりかけた時に決める、ポイントガードらしいシュートだった。

M21も続く。外側、内側ともに激しくディフェンスに来られても、M21独特のスナップの

強さでシュートを決めてしまうところがこのボーラーの凄さである。

結果、10点差がつきTEAM BLUEが快勝。



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以上、「Legend」シーズン8 第7節のレポートでした。

                      

                 

http://legend.syncl.jp/