皆さんこんにちは
このところブログをお休みしておりました
理由としては・・・
・暑くてパソコンの前に座りたくなかったから
・母の介護に時間を取られてしまっていたから
という2つの理由からでした。
特に「母の介護」に関しては、ケアマネさんとも相談する機会が増えたり、自宅での介護が難しいからと施設との協力をお願いする時間が増え、なかなかブログに手が回らなかったんです。
そんな初めての経験をしていた先月、64歳の誕生日を迎えることが出来ました
これまでの誕生日はどちらかというと、何かウキウキ、ドキドキする前向きな日であったのですが、64歳の誕生日は早朝から施設に入っている母の電話で起こされてしまったんです☎
何事かと電話に出ると、声は涙声💧。
「どうした??こんな早くに」と私が言うと、
「うんちが出ないんだよ。苦しんだよ」と子供が親に訴えるように、母も私に訴えてきます
だからといって、私に何も出来ることが無く
「施設の人に摘便をお願いしたら」というのがやっとでした。
電話を切った後私は、「何でだよ💢 今日は誕生日なのに・・・😢」と
自分の親ではあるとは言え悲しくなってしまったんです。
「誕生日おめでとう」なら嬉しい電話なのに「便が出ないんだよ」とは・・・
誰でも長生きすれば介護が必要になるはずです。
特に母は、パーキンソン病という難病指定の病になっているので介護が必要になっています。
ですから、優しく接してあげたいとは思うのですが、
なかなか優しく出来ない息子なのです。
そんな悲しい気持ちで始まってしまった誕生日、
昼間に母の部屋の整理をしていると、庭に植えてある紫陽花に目がとまりました👀
6月から7月の上旬まで見事な花を咲かせ、7月中旬頃剪定を済ませていた紫陽花の中に、
目を凝らしてよくよく見てみると、一輪だけ色がつき始めた花弁が見えています
「なんで!?」
「この時期に花が咲くの??」
と思わず声が出てしまいました。
花を剪定した茎だらけの中に小さな小さな色づき始めた紫陽花。
何か、「まだまだ花を咲かせられるよ!」と言わんばかりに咲き始めていました。
朝からの悲しい電話で元気が無かった誕生日でしたが、
神様から叱咤激励を受けているようで、その遅咲きの紫陽花に元気をもらう事が出来ました。
人は年齢に関係なく、明るい気持ちになることで元気にもなり、楽しい人生が送れます。
「常に楽しい気持ちを忘れずに生活していかなくてはいけないな」と改めて思わせてくれた
庭の紫陽花だったのです。
”楽しく元気な気持ち”になっていると、娘や息子が孫を連れて夕方に誕生日のお祝いのために集まってくれるという連絡が入って来ました
その連絡をもらった私は、「やっぱり明るく物事を考えていれば楽しい人生になるな」と
朝の母の電話の事などどこかへ吹き飛び、ウキウキな時間が流れるようになっていきます。
「ひょっとして、ウキウキな気持ちになれたから母の便も出たかな??」と思った私は
施設へ電話を入れてみることにしたんです。
すると・・
「午前中お通じがありましたよ」との言葉。
「本人も元気にしていますよ」と教えてくれました。
その言葉に・・・「良かった」と安堵し、「やっぱりな」とも思えたんです
何事もプラスに楽しく考えていれば良い方向に向かうものなんですよ、きっと
そんな明るい気分の中、子供達と孫達が我家に集まる時間になりました。
孫達から「ジィジお誕生日おめでとう!」と言ってもらえ、
子供達からは”誕生日祝いの品”をもらったりしていると、
「良き人生だなぁ」としみじみ思ってしまう自分がいました。
正直、親の介護は大変で、悲しい気持ちになることばかりなのですが、
「子供や孫からもらえる幸せがあれば、前向きに介護も出来そうだな」と思えた64歳の誕生日だったのです
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今日のお話はこれでおしまいです。
ブログを書く時間がこれからもなかなか取れないかもしれませんが、
書きたいネタ、書きたい意欲はまだまだ衰えておりませんので、
ブログが更新されましたら是非お読み下さいね。
これからも宜しくお願いします。
それでは、また
元ディズニー親父の松本でした。