皆さんこんにちは
今日の浦安は暖かく、少し風が強く吹いております。
風が強く吹くと桜の花が舞、見事な光景ではあるのですが、
家の周りに積もった桜をどうしようかと悩んでおります。
そんな木曜日のテーマは「経営アドバイザーブログ」です。
このテーマは、2月9日ぶりとなってしまいました。
特別な理由などないのですが、なんだかんだと書けずにいたことをお詫び致します。
久しぶりのブログとなりますが、今日も楽しく真面目に書かせていただきますので、
どうぞ、宜しくお願い致します。
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今日から数回に分けてDX(Digital Transformation)を元にお話しを進めてみたいと思います。
「何故?今更??」と思わないで下さい。
もし、「何故?今更??」と思った方は、時代の変化に適合している方です。
私がここで取り上げようと思った理由は、
未来に向かって”理念経営”を推進する為に、私も含め、まだまだこのDXの理解度が低く、
活用出来ない人間が多いのではないかと思ってしまったからなんです。
そう思ってしまったのは、
あるコンサルタント会社の若手営業マンと話をしていた時に感じてしまいました。
その方が「組織改革にはDX化が必要不可欠だ」と語ったのですが、
その内容を聞いて「どれだけの企業が出来るんだろう??」と思う事だらけだったからです。
例えば、
①IT化も進んでいないのに、DX化が出来るのだろうか?
②デジタルツールを活用出来る人材が社内にどれだけいるのだろうか?
③外部と連携するにしても、社内に連携出来うる人材がいないのでは?
④理念をこのDX化にどのように繋げられるんだろうか?
ざっくり言うとこんな感想を持ってしまったんです。
もっと言えば・・・
「流行だから、このカタチが主流だから・・なんてことだけでは動くものも動きませんよ」
とこの営業マンに思ってしまったんです😆
とは言え・・・
経済産業省は、2018年に、
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する。」とDX推進を定義しました。
そして、この目的は、
「業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立する」
としています。
では、何故、経済産業省は、このDX化を推進したのでしょう?
その理由として、”DXレポート”によって次の様に書かれています。
” 今後DX化が進まない場合は、2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性があり、多くの企業に対し早期対策が望まれる。 また「2025年までの間にDXが実現すれば、2030年は実質GDP130兆円超の押上げることができる」”と予測しています。
このように、日本経済がDX化を進めないと2025年には12兆円の経済損失が起き、
それ以降も下降線を辿ることが予測できるので、企業へDX化を推進して欲しいと言う事です。
さて・・・
この内容を読んで皆さんはどのように感じますか?
私の意見としては”この考え方に賛成”しています。
その賛成する理由として、最近、考えていることがあるので次に記載させていただきますね。
私は、日本の国力が今後落ち込んでいくのではないかと心配していいる1人です。
戦後は、”モーレツ社員”のお陰で、日本の企業の活動は活発化し、荒れ果てた日本は世界の中心へと上り詰めました。
でも、最近は・・・
・働き方改革などによる就労時間の短縮。
・少子化による市場の縮小。
・少子化対策と働き方改革などによる休暇の所得増。
これらにより、一人あたりの業務負担減などが企業の業績を伸ばせていないのではないかと考えてしまっているんです。
また、ここ数年続いている”コロナや円安、物価の高騰など”国の財政圧迫や税収減などが起き、国力低下を誘引する要因が立て続けに起きてしまっています。
だからといって、昔に戻せとは思いません。
私の父親の時代の戦後の昭和は、人を人として見ていない時代であったと思うからです。
ただ、”片方が良ければ、その片方にしわ寄せが来る時代になっているのではないか!?”
とも感じているんです。
そう考えると、未来の子供達にバトンを渡す現代の企業人がやるべき事は、
経済産業省がレポートしているように、企業のDX化を進め国力を上げる努力をすることでは?と考え”賛成”としているわけです。
では、このDX化を今現状の課題をどのように改善し、進めるべきなのか?
次回から、この点を考えてみたいと思います。
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今日は以上となります。
現代は”風の時代”になったと言います。
時代は、デジタル化に変化していると言います。
その時代の中でDX化の促進というワードが普通に語られるようになりました。
そんな時代の変化に戸惑う企業経営者の方やビジネスマンが多くいるのではないでしょうか?
そんな皆さんに”チャールズ・ダーウイン”の言葉を贈らさせていただきますね。
最も強いものが、あるいは最も知的なものが、生き残るわけではない。
最も変化に対応できるものが生き残るのだ。
それでは、また来週
元ディズニー親父の松本でした。