皆さんこんにちは
今日は、朝早くから元上司の間違い電話で起こされました。
どんな用事なのかと思ったらただの間違い電話。
それも、謝るどころか、「最近どうだ?」と間違いが無かったかのような言葉。
それからそれと、自分の近況の自慢話やら私の仕事への説教と続きました。
元上司と言うこともあり、適当に会話をしたのですが、
会社を辞めても尚、上司ずらされると辟易してしまいます
お陰で今日一日、気分が落ちたままです
とは言え、今日のテーマは孫のお話」。
孫を思い出しながら気分を上げて書かせていただきますので、
今日も気軽に楽しんでお読み下さい
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最近、アオノを保育園にお迎えに行くと、
「今日は車じゃ無いんだ」と言われることが多くなりました。
秋口までは、車で行くと「アオノ、歩いて帰る!」とよく言っていたものですから、
最近は歩いてお迎えに行くことの方が多かったのに。
そんなアオノに、「どうして車が良くなったの?」と聞いてみると、
「だって寒いんだもん」との返答
「ん? 子供も寒いと車に乗りたがるのか?」とジィジは少し困惑気味です
確かに、車の中は外気に比べれば暖かいです。
でも、鳩さんやワンちゃんとは出会うことが出来ません。
「鳥や犬と出会い遊ぶ事が好きだったアオノが、何故?」
そんな疑問を持ちながら、最近は車でお迎えに行くことが多くなりました。
それにしても、保育園児が「寒いから車で・・」とは驚きです
”子供は風の子”という言葉は昭和の戯れ言になってしまったのでしょうか??
ところで・・・
「寒いんだもん」以外にも大人びた言葉を言うようになったアオノ。
ある日、アオノが一人でジィジ、バァバの家にお泊まりに来た時のこと。
初めての一人でのお泊まりでしたので、娘は心配して、「泣いたら向かえに行くからね」と言っていたのですが、アオノ自身は、元気にジィジとバァバとひとしきり遊んだ後、寝床に入り、
「ここでジィジとバァバは寝ているのか・・・」と部屋を見渡して直ぐ、寝てしまいました。
「ここで寝ているのか?」なんて言葉・・・
少し前のアオノなら発しない大人びた言葉に、ジィジとしては成長を感じてしまったんです。
そんな言葉を聞いていると、アオノはもう幼児ではありませんね。
あと2年も経てば、小学生ですものね
好き嫌いもはっきり言えますし、保育園の下のクラスの子供達とも上手に遊んであげています。
自分でも「私お姉さんだから」と言って、ジィジが何かして上げようとすると拒否をし、自分で何でもやろうと努力をしています
勿論、何をするにも時間がかかり、周りはヤキモキするのですが、
それでも、自分でやろうとすることに成長を感じてしまうんです。
お姉さんのアオノは、これからどんな風に変化して行くんでしょう。
言葉は、周りの大人からいろいろ拾い上げているようにも見えます。
そう考えると、周りの大人も使う言葉を考えて使わなくてなりませんね
汚く下品な言葉を使えば、汚く下品だと理解しないまま、
幼児の頃よりも急激にマスターしてしまうでしょう
マナーに違反する行動も、マナーに反すると理解しないまま真似てしまいます
幼児の頃よりも、より子育てに注意を払いながら大人が行動していかなくてはなりません。
昔、ディズニーの学校担当だった頃、「楽しみながら見て感じて学ぶ」というテーマで、
学校向けのプログラムを開発したことがありました。
そのプログラムは、小学校、中学校、高校をそれぞれテーマにして開発したのですが、
小学校に上がる前の児童は、小中高よりも更にその意図が重要な事なのではないかと、
アオノやアオノのお友達を見ていて感じています
児童の”見て学ぶ”とは、7歳までに完成する感性の習得に欠かせないキーワードです
私自身もアオノの成長の為に、見て学べるようなジィジにならなくてはと改めて思わせてくれた「寒いんだもん」というアオノの言葉だったのです。
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今日のお話はこれでおしまいです。
”日本語は美しい”はずですよね。
それは、昔から大人が美しい日本語を使うことで、児童が真似をしているからです。
まなぶ(学ぶ)とは、まねる(真似る)から来ていると言います。
是非、大人が児童の成長の為に美しい日本語を使っていきましょうね。
それでは、また
元ディズニー親父の松本でした。