■結局、男も女も中身より外見ですか?
(教えて!ウォッチャーさんより。)

や、これはどっちがどう、というより
単純に「役割」の話だと思うんだけども。

中身が部屋なら外見はドア、という意味で。
そもそもドアのついてない部屋、入れないし。


たとえば
どんだけ部屋がきれいで居心地よくても
ドアがすっごいガタガタで汚かったら
いやじゃない?

「あ、ちょっとノブに手、かけるのも
ためらわれるわー」って
なるじゃないですか。


同じように
どんだけドアがきれいで
入ってみようかなーってノブに手、かけれたとしても。
部屋がもうとんでもないカオスな汚部屋だったら
長居はできぬ。

ちょっとした用事思い出したりして、
とにかく一刻も早く脱出したくなる。多分。


なので。
まずは部屋。
長居してもらえるように明るく、居心地よくしてみる。

したら、
あとはドアを
ノブに手かけてもらえる程度に小奇麗にしたら。
いいんだと思いますけど。

いかがでしょう。
■本心を言わないのは思いやりか?
(Livedoor news内、独女通信さんより。)
(※)

模範解答は「優しさと覚悟。」(7字)
どちらかひとつなら三角、といったところでしょうか。


優しさのない嘘は駄作。
覚悟のない嘘は失敗作。
そう思います。

そういう意味で言うと、この記事で言うところの
エミさんの彼氏は、明らかに失敗作の男。
別れ際に我慢していたことを打ち明ける程度の覚悟なら
最初っから我慢なんてしなきゃいいのに。
自分の度量を完全に見誤ってる。
そう思います。


ただ、一方で。

記事を注意深く読んでもらうと分かると思うけど、
この話に出てくる女性たちに共通している部分がある。
それは、

相手の真意に対して自分は何らの想像力も働かせていない
ってところ。

たとえば、エミさんの例で言えば、
「モノトーンが好きで派手な色は嫌い」なんてことは、
ちょっと注意深く彼の持ち物の傾向を観察して想像すれば
すぐに分かることでしょ?
服はモノトーンが好きなのに、小物がど派手な配色ばっかり。
なんてこと、まずないもの。

なのに、想像しない。ちっともしない。
で、最初から本心を言ってくれればと嘆いてる。


奈々さんにしても南さんにしても、
「ああしてくれなかった」「こうしてくれなかった」
言ってますけども。

相手の本当の要求に対して
これっぽっちの想像もめぐらせなかった自分については
何とも思ってないみたいだ。


結局、彼女たちが言うところの
「本心で付き合える人」というのは、言い換えれば

「自分が一生懸命相手のことを考える、という
『面倒』を省けるような楽で都合のいい人」

ってだけなんじゃないかな。
少なくともこの記事の女性たちの言い分を要約すると、そうなる。

で。
そんな横着な人と、
いい相手が釣り合うとはとても思えない。

逆に言えば、
そんな横着な人だから、
ちょっとしたことでも本心を言わないような
横着な相手をパートナーに選んでしまうんだろうな
とも思うんだけど。

違う?


嘘をつくには優しさと覚悟が必要だけど、
その真意を見抜くんだったら
思いやりと想像力を働かせる努力が
やっぱり何より必要だと思いますよ。

そういった努力はめんどくさいから、
自分が楽したいから、
相手に本心を要求する、ってのはどうなんだろう。

少なくとも、美しくはない。
人として。


とはいえ、本当にそういう努力が
面倒でいやなんだったら、
いっそ教科書の中から理想の人を選んだらいい。

誰も文句は言いません。
もっとも相手は紙の中なので、
何も話しかけてはくれませんけど。


で。閑話休題。
考えてみれば優しさと覚悟、って嘘だけじゃなく
男女が一緒に幸せになるには必須の要素なのかもね。
ってふと、思うんですけど。
いかがでしょう。


=====


私は、男女間には嘘や本心を言わないことが大切な局面もあって、
だから男女の関係は複雑で面倒なんだけど、
だからこそ男女間でしか成立しないような
美しい関係があるんだとも思ってる、
そういうスタンスの人間です。

なので、そもそもこの記事の姿勢に
あまり共感できてない。

楽したきゃずっと、楽な友達とだけつるんでたらよくね?
と。そう思うので。
■湯浅誠が語る、広がる貧困と結婚できない人の関係
(Business Media 誠さんより。)


結婚できない理由について。

模範解答は「結婚したくないから。」(10字)
優良回答は「結婚する気がないから。」(11字)
ですかね。

A「相手はいないけど、かといって
  まだ一生懸命探してまでは」結婚したくない。
B「相手はいて、それなりに楽しいんだけど、
  この人とは」結婚したくない。
C「いやー、今すっごい楽しいの!
  なのでまだ」結婚したくない。
D「オランダ行けば結婚できるけど、
  まあそこまでしては」結婚したくない。
E「理想の相手じゃなければ」結婚したくない。

いろんな人のいろんな恋愛と結婚の形を
拝見する機会があるんですけど、
結婚しない、またはしてない人の意見をまとめると
大体上のどれかに当てはまる。

逆に、
「お金がないから」結婚できない、と言ってる人には
個人的にはほとんどお目にかかったことがない。

や、まったくいなかったわけではないんだけども。

たとえば以前、
「相手はいるけどお金がないから結婚できないんだよね」
とおっしゃる方がいて。

「じゃさ、たとえば今突然、一生困らないくらいのお金が
自分のものになったとしよっか。したら、すぐ結婚する?」
って聞いたんです。そしたらその方

「うーん…」つって。


えー。なんで悩む。


そういう人は多分、結婚を難しく考えすぎです。
「結婚の定義とはこうだ!」とか言ってね。
もしくは「でもでもー」言ってる自分が好きなだけで
本当は単に「したくない」だけ、とかね。

婚約指輪とか結納金とか、結婚式とか。
金かかるよねー、つって。
一人で食ってくのも大変だから。
二人ならなおさらだよねー、つって。
だから無理だよねー、つって。

そうかなあ。

お金ないんだったら、どれかしなくても、よくない?
自分たちのお財布が許す範囲でやったら、よくない?
何かがまんしたら、よくない?

そういうの、だめですかね。


だってさ、
貨幣が石ころでできてた昔っから、
仕組みは違えど人って結婚してきたんでしょ?
平安時代だって、なにも光源氏だけが
結婚してたわけじゃないと思うんですよ。
士農工商の江戸の世でも、
「農民は貧しさのために結婚できませんでした」、
なんて聞いたことないし。

豊かな人は豊かな人なりに。
貧しい人は貧しい人なりに。
結婚してきたんじゃないですかね。ちがう?


や、まあ、
「今と昔じゃ話は違うんだよ!」って言う人も
いるかもしれない。


でもさ、ほんとに違うの?
そう思ってるだけじゃなくて?

結婚したければ駆け落ちしてでもするし、
結婚したくなければ家出してでもしない。
そういったメンタリティーって、程度の差こそあれ
今も昔もそんなに変わってないような気がするんだけど。


で。個人的には
結婚してようとしてなかろうと、素敵な人は素敵だと思うし、
結婚してないのも全然おかしなことじゃない、とも思う。
というか、そういう人のありようを殊更にあげつらって、
いちいち問題視する今の社会の方が
よっぽど不自由で不健康だと思う。

「人は結婚すべき!」「いやこの時代では結婚すべきでない!」と言ってる
「べきべきくん」とか、
「今の未婚率の『異常な』高さは、貧困が原因なんだ!」と言ってる
「きめつけくん」とか、
「でもお金がー」「でも時期がー」と言ってる
「でもでもくん」よりも、

気持ちよく独身生活を楽しんでいる方、
あるいは豪放な独り者の方がずっとモテるし、なにより楽しそう。
また、仕事はばりばりこなすけれども、いざ仕事が終われば
子煩悩なお父さんお母さんに早変わりするビジネスパーソンも、
同じくらい素敵です。

そういう、
いろんな形で人生を楽しめてる人の多い社会を目指す方が、
結婚するとかしないとかを大げさに捉えて
べき論をわーわー言い合っている社会より、
ずっと健康的だし、成長できるとも思うんだけどな。


なので。
「できない」理由を他人があれこれ議論するより、
そもそも本人が「したい」のかどうか、ちゃんと考えてみては?
未婚率増加の問題も、なんで「できない」のかより、
なんで「したくない」のか、を考える方がより本質的。

と、私は思いますけども。

いかがでしょうか。