JR久留米駅の近くで素人がバーを開店したら・・(仮) -22ページ目

aの壺置き 1



2010.8.6

この日は昼からmと熊本県に行く事になった。


理由は二人の知人に会う為だったが


昼一に会う予定だった ルー(仮名) からドタキャンされてしまった。

それならそうと早めに言ってくれと思いつつ、仕切直しに次の予定に。。。

だが、次の予定まで三時間有る。

これは困ったと思いつつ、mが前日に言った事を思い出した。

『熊本にもスポーツバー在るやろ?時間が有ったら行こう。』

その時の為にと三件分の店名、住所、電話番号まで前日に調べていた。

流石は俺と思いながら、意気揚々と電話をすると

一件目、繋がらない。。。

二件目、留守電。。。

三件目、『おかけになった~』。。。

これだから人生は面白い。

そうこうしているうちに、次に会う人から時間を早めてくれとの連絡が!


もう一度言おう。 これだから人生は面白い!

用事も滞りなく済ませて、夕方には一路久留米に向う事にした。

帰りの道中、mがぼそり。。。


『帰りにaの家に行こーよ。』


a とは俺の友人であり、久留米市城島町で、親の家業をついで別注家具を制作してる職人である。

mにはカウンター制作を依頼しようかと思っているし、最近ロクロで壺置きを作ったらしいと


話した事が有ったので、どんな奴か興味が湧いたのだろう。

俺には断わる理由は無かったので目的地変更でaの家に行く事にした。


この時aにはまだ悪魔の足音は聞こえいなかったのだ。。。





溜り場

2010.8.1


昨夜は考えすぎて、眠りが浅かったのを覚えてる。


バーを始めるにあたり、何から準備すればいいのか。。。


保健所に提出する申請書が必要の筈なので調べてみる。


店が出来る頃でいいらしい。


なら、次は店舗の測量をして、図面に起こさねば。。。


技術系の俺はCADで図面が引ける。。。が、CADが入ったPCが無い。


これは面倒だが手書きで対応することにしよう。


内装はどうだ。。。


どうにか西海岸風に出来ないものか。。。


俺は若い頃からTVや雑誌で見るアメリカ西海岸が好きだ!


むしろ永住したいとも思っている。。正に憧れの地なのだ。!!


待ってろアメリカ!!! 


と一人盛り上がった所で、後はコンセプト!


やはりスポーツバー構想しかない!


TVやプロジェクターを置いて、野球中継を放送しよう。サッカーの中継で大盛り上がり!!


色んな創造をしては、一人でウキウキしていた。


そんな時mからのメールが



『スポーツバー構想はどうなった?』


『昨日はしない理由が無い事リスト作った! ある程度の期限を決めよう』



俺と同じくらい乗り気な奴がいた。。。


俺はすぐさま返信する



『(笑)遊びと情報交換の場所が出来れば良いかなと思っている』



『うん、溜り場。 ありがたいし楽しいー』





この時確信した!こいつは俺より乗り気だ!!!








ハイブリットバイク 3

『俺、大阪から帰ってきたばかりやけ、最近の久留米事情は知らんちゃんねー』




『久留米には無いみたいよー。。。友達も無いて言ってたし、在るなら行きたい!』




『大阪には在ったけど、田舎だから無いんかね。。。』




『福岡なら在る!』




『えー。。。電車に乗って、わざわざ見に行かんやろ!。。。』




『じゃー じぶんで作れば!』



唐突過ぎるインパクト十分な一言だった。



まるで鈍器で殴られたような、そんな衝撃が頭を駆け巡った。



『お前相変わらず気安く言うね。。。』



と言葉に出すのがやっとであった


しかし、間違いなくここに2件のニーズがあったのも事実。


もしかしたら、俺等の他にも探していた人がいたかも。。。


みんなで集まり、同じ時間を、同じ気持ちで共有出来る、そんな場所を探していた人がいたかも。。。


否定的な考えから、肯定的な考えになるのに、そう時間は掛からなかった。


そこに追い討ちをかけるように、mが一言




『スポーツバーならこの辺りに無いから、やらない理由は無いと思う。』





頭の中で、駄目な理由が何一つ見つからなくなった。



『飲食の経験は無いけど、場所の提供なら何とかなるかも。。。』




これがバーを始めるきっかけとなった事は言うまでもないのだが、何せ素人の考え。。。


ここから山あり谷あり、色んな出来事が起こる事になろうとは、この時は誰も知る由も無かった。。。





ここまで長々と書いてきましたが、きっかけとは多分こんな些細な事だと思います。


それを冗談として捕らえるか、素直に実行に移してみるか。。。


自分の人生後悔だけはしたくないので、勿論俺は後者を選択しました。


でもそれを実行できる環境も整っていたのも事実。


全ての物事には偶然はなく、それまでの人生、出会った人や物事は


これから起こる必然の為の準備だったんだと改めて実感しました。


日々に感謝をしながら生活すれば、人生良い方に転がるんだと思いつつ


ここが人生の分岐点になったら面白いですよね(-^□^-)