創業の原点:エンジニアが「誇り」を持てる場所をつくる

コガソフトウェア株式会社は2000年3月、「エンジニアが安心して、そして誇りを持って働ける環境をつくりたい」という一念から創業した。わずか6名で始まった会社は、25年という歳月の中で130名を超える組織へと成長し、リーマンショックやコロナ禍といった世界的な経済危機を乗り越えながら、創業以来25年連続の黒字経営を継続している。

この実績は、単なる経営指標の達成ではない。経営者自身が「自分なら、こんな会社で働きたい」と思える理想像を追求し、社員一人ひとりの人格と資質の成長に真摯に向き合ってきた結果であり、社員・顧客・社会との信頼関係の積み重ねである。経済産業省による「健康経営優良法人(ネクストブライト1000)」認定は、その姿勢が外部からも評価された証左と言える。

 

 

スキルよりも「人間性」を重んじる組織文化

 

システム開発の現場では最新技術や専門スキルが注目されがちである。しかしコガソフトウェアが重視してきたのは、相手の想いを理解し、自分の考えを誠実に伝え、約束を守る力、すなわち人間としての基礎力である。

社員に対しては、資格取得や技術研鑽を促す一方で、次のような言葉を繰り返し伝えてきた。

  • 自分の器をさらけ出す勇気を持て
  • 精一杯、素直に生きろ
  • 言ったことは、必ず守れ

困難から逃げずに向き合う姿勢こそが、技術者として、そして人としての器を広げる。人が好きで、ものづくりを愛する集団が切磋琢磨すること——それ自体が、同社の競争力の源泉となっている。

 

社会課題を事業価値へ転換する視点

日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入している。この課題は国内問題であると同時に、世界がいずれ直面する共通課題でもある。コガソフトウェアはこれを悲観的に捉えるのではなく、日本発で解決策を提示できる機会と捉えてきた。

高齢者が健康寿命を延ばし、社会参加を続けられる仕組みをITで支えるため、以下の自社ソリューションを展開している。

  • 移動の自由を支える:孝行デマンドバス®
  • 健康状態を可視化する:ライフケアコンパス®/メディカルフィットネス®/ゆがみチェッカー®
  • 介護・医療現場を支援する:ケアサポーター®

これらは自治体・医療機関で実運用され、実績と評価を積み重ねてきた。2025年大阪・関西万博では、大阪ヘルスケアパビリオンにて「日常生活に溶け込む未来のヘルスケア」を発信する。

 

コガソフトウェアの「事業の個性」

上記を貫く同社の個性は、次の一文に集約できる。

人を大切にする価値観を起点に、黒字を前提とした持続可能な事業を設計し、社会課題を現実解で解決し続ける会社

派手な成長や流行を追わず、価格競争にも与せず、「続けられること」「約束を守り続けること」を最優先にしてきた姿勢そのものが、他社には容易に模倣できない事業の個性となっている。

 

結び:未来への挑戦としての経営

為替が未来への投票であるなら、経営もまた未来への投票である。現状維持は最大のリスクであり、価値を生み続ける努力だけが企業と社会を守る。

コガソフトウェア株式会社は、「コンピュータシステム開発を通じて、日本国の発展と国民の福祉に寄与する」という志のもと、社員とともに、静かに、しかし確実に未来を切り拓いていく。