こんにちは
今回は看護師の重留が担当いたします
だんだん暑さや息苦しさを感じる日が
多くなってきましたね
この季節に注意したいのが熱中症です
今回は 『わんちゃんの熱中症』について簡単にご紹介します
わんちゃんの熱中症は、
ヒトにおける熱中症分類の最重症であるⅢ度と同等といわれており、
集中治療が必要とされています。
一度発症すると取り返しがつかなくなることもあり、
本当に恐ろしい疾患です。
熱中症の発生原因
・気象条件 (高温・多湿など)
・動物の運動などの状況
・フレンチブルドッグなどの短頭種さん
熱中症を発症したわんちゃんの内、
25~37%が短頭種という報告もあります
・肥満なわんちゃん
症状
激しいパンティング(ハアハア)
大量のよだれを垂らす
高体温・低体温
嘔吐・下痢
意識障害
呼吸困難
などさまざまです。
主な予防・対処法
①いつでも新鮮な水での水分補給
➁アイスパックなどで首・脇・足の付け根を冷やす
③毛刈り (特にダックスフンドなど被毛の長く密な犬種)
④部屋や車内の温度・湿度に気を付ける
⑤夏場、湿度の高い時間帯(12時~15時前後)の運動・お散歩を避ける
梅雨時期に差し掛かり、いよいよ熱中症シーズンの到来です
わんちゃん・ねこちゃん、そして飼い主様も
熱中症には十分ご注意ください