こんにちは
今回は看護師の瀬戸が担当致します
この時期に来院数が多い病気・・・
ズバリ!
大腸性の下痢です
気温の変動や季節に変わり目でストレスを感じてしまい
お腹を壊してしまう子がいます
人間でも、寒い時や大事な発表の前にお腹を壊してしまうことがあると思います。
大腸性の下痢が来院数が多いと言いましたが、実は腸炎は大きく2つに分類されます
1つ目は小腸性の下痢
特徴としては
・胃の近くで炎症が起こっている為、血が酸化されて、黒色の便が出る
・便の回数はあまり多くない
・嘔吐がみられる
・何か大きな病気が隠れていて、小腸の吸収能力が落ちてしまい、体重が減ってきてしまう
2つ目は大腸性の下痢
特徴としては
・お尻の近くで炎症が起こっている為、便と一緒に鮮血や粘膜が出る
・便の回数が増える(1回にする便の量は多くない)
・嘔吐は稀にみられる
・元気や食欲は普段とあまり変わらない
同じ腸炎でも炎症が起こる場所が違うことで症状が全く違います
下痢になってしまったら、便を持ってきてもらって
便の色や回数などをメモして頂くと、診察の参考になります
また、これから年末年始で親戚の集まり等で美味しいご飯を盗み食いしちゃって
お腹を壊してしまうこともありますので、ご注意ください
何か不安な事や聞きたい事などありましたら、スタッフまでお声がけ下さい