【名探偵コナン】2023年コナン映画は最終回?②じゃないね【連載終了?】 | イディのブログ

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水曜夜9時「相棒」を主体とするブログです。右京の相棒は神戸尊、二次小説も発表中。

当初の予定とは方向性が若干ズレましたが、前の記事からの続きを書こうと思います。


上記の記事で、「会社としての小学館」についてもっと掘り下げるつもりだったのですがやめました。会社としての経営収支に関しては私自身が全く詳しくなく、「どの程度の純利益が見込めればその作品を継続判断するのか」という部分がこれまた不明なため、そこからのアプローチはやめました。

ただ大きな事実としてひとつ。

小学館、社長が変わりました。

と言っても同族経営のなんちゃって人事かもしれません。元社長の息子が社長になったというだけの話かも。

しかしこの若い新社長、2008年からずっとアメリカで「海外へ向けて発信してきた集英社との合弁会社」に関わっており(小学館の関連会社VIZ MEDIA、漫画の海外展開を行うサンフランシスコ本社の企業)、デジタル部門もやっていたらしい。なので「感性としては実際に若く、最近の新しいものに関する知識と感覚をきちんと持っている」と思われます。なんせオタクコインの協会理事なんかもやってるw

その人が「経営者」として今現在の小学館と週刊少年サンデーを見たならばどう思うかと。私はつくづくそう思う。
旧態依然以外の何なのかと。

旧態依然。それしかなくないか?と思うのです。

そして執行人当時の2018年、この新社長は既に帰国し小学館の中で仕事をしていました(常務取締役)。
で、多分、
「ゼロの日常」と「コナン本編」をかわりばんこに掲載
なんてシビアな売上のデータ取りしてたのはこのひとです。恐らくね。

コロナの影響があったが故に赤井映画の際は興収落ちましたが、その「映画興行収入」もきっちりデータ取ってると思います。あと何よりもグッズな。映画本体よりもグッズのが実入り部分が多いんだよ。映画は興行収入から関係各社に分割しなきゃなんだからどんだけ興収上がっても小学館的にはあんまり…な事態になるわけです。

それら外部からうすーく見える部分を総括しても、その新社長の中では

どう考えても降谷単体のがイケんじゃね?

という結論に至ったとしても何の不思議もないと思っています。

だってあまりにもあからさまだったでしょ、ハロウィンの花嫁の10月再演。公式HPに警察学校組しかいないってどーいうことよ(笑)主役どこやねんていう。おらへんわっちゅーなw 応援上映の案内といい
「あからさますぎんかオイw」
って10月に草生えたわマジで(笑)

あ、ついでだから興行収入も。

「ハロウィンの花嫁」、11/7時点で97.4億円 です。

2018年執行人が最終91.8億
2019年紺青の拳が最終93.7億
2021年緋色の弾丸が76.5億

です。このなあ、赤井映画がなあ。(苦笑)ああ、ちょっとぶっちゃけますね。

これ映画板の人なら誰でも知ってるんだけど、青山はとにかくコナンよりキッドの人で、コナン書きたくないわけよ。でもコンテンツとして膨れ上がってるから仕方なく描いてるの。(はいはい感情的にならないで)
その青山へのご褒美がとにかく赤井でね、シャア好きな奴のためにアテ書きを許し池田秀一さん引っ張り込んで、とにかくシャア=赤井カッケーをストーリー上も許してるわけ。

その赤井映画だっつーんで緋色の弾丸のとき大変だったみたいよ、青山の手出し口出しが。家族()オールキャスト出すのも「それぞれの見せ場をきっちり作ってね!」という無理ゲーも全部コイツの我を通したわけ。(うへあ

だからあの映画、わけわからん話になったんでしょ。そもそも私がここのブログで当初から言ってた通り赤井出すわけにいかないからストーリー回す為にメアリ出したんだって(まさか家族全員出すとこまでやらかすとは流石に思ってなかったアホが過ぎる)。んで本人は予告で出てきたあのショットだけ、最後の狙撃いっこだけだろーなあと思ってたら
ホントにそうだったんだぜ(うははは)
てかそれトーゼンやアンタ顔出しNGやんけ(爆笑)

もう去年の映画板、当時大変でしたよブーイングの嵐で。脚本櫻井なのにアレかよ!っていうのは業火の向日葵の戦犯をなんでだか再雇用してるからってのもあるけど、ソモソモ論として青山が「あんたストーリー作る側の人間やろ?そんなん出来るわけないって、まじでわからんと…?( ゚д゚ )」っていうワガママ無茶振りを現実にやらかしたからに他ならない。ほんとこれ。戦犯原作者。

まあ本人的には言い訳が出来てるけどね「コロナで都会の映画館全シャッター閉まってましたからあー」っていうな。

けど例年通りだったとしても果たしてリピーターいたかどうか甚だ疑問な映画でしたよ。なにしろ赤井ファンの人が怒ってたからね(爆笑)

しかしだ。

東映テレ朝と違ってそこは小学館で日テレなんでね。

「接待映画」なんて概念はどこにもないのだよ通常はさ。

興収ふるいませんでしたー、は現場では許されんやろうあそこまでワガママぶち通しておいてさあ。実際その為に休載とかしでかしたのかもしれないし。

コナンの連載も、既に休載が多い状態だよね?小学館単体、会社としては
雑誌もコミックスも売れねーと話になんねー
んですよまじで。出版社としての純粋な稼ぎは「雑誌とコミックス売れてナンボ」なんですから。

そのデータが「ゼロティーとコナン本編」のかわりばんこ掲載で、ある程度以上結果が出てるはず。無慈悲にね。ゼロティーのコミックスだって売上けっこう行ってるでしょう、あと警察学校編も。

その「降谷零を軸にした売上」を重視するなら、
青山剛昌も切れる
んです。小学館は。

だからのゼロティー、
だからの新井さんよ?(ニヤア)

1.コナン本編終わらせる
2.アニメもすぱっと終わらせる
3.青山は月刊誌をあてがいキッドの連載でもやらしとけ(コナンゲストにすれば釣られる輩もいるだろう)

4.そして週刊少年サンデーではなくスピリッツで新井さんが「単独で」降谷主役の連載担当(ゼロティー形式ではなく青山を一切関わらせないという意味)
脚本・ストーリー構成:櫻井武晴←ここ大事

真っ当な公安警察官・降谷零の降臨ダアァ!!!(キターー

でこれは当初から深夜枠のアニメとメディアミックスさせる計画でなんなら実写化もオケ、とかな。

こういう企画を通すのも、あの新社長ならやってくれるかなあと思っているわけですよイディは!!

そのもうひとつの大きな理由。

小学館は今年2022年で100周年!なんだよ

でかくコトを動かすには最適なタイミングなんです。

だってどっちにしたって、このままじゃジリ貧間違いないですよコナン。今がたまたまピークなだけで、既に一回凋落を経験しているのです小学館は。
そうドラえもん。
興収も冴えねーアニメの視聴率も「?」な状態、大山のぶ代さんのドラちゃんで育ちかつ最高のドラえもん映画を知っている、しかし家庭を持っていない人はまあ、観ないよね。今のドラえもん。
既に客の大半を逃してる。なぜ続けた…って当時から思ってる。

それに、なにしろ日本は少子化一直線なんです。

子供向けを自負しているだろう小学館(コロコロとか学習雑誌全部)、今新たに路線変更した上でデカい改革しないとマジヤバいんだって。
大手出版社の中で常に最低な経営収支やねんぞコラ。

はっきり言う、子会社の集英社に寄生してるだけやんけおまえら。(そーなんですよ子会社なのびっくりするやろ?私一ツ橋グループってたまたま一橋に本社があるからやと思ーてたら子会社て!( ゚д゚ ) 50%も株持ってんのまじ子会社)
現に2021年にいきなり小学館の売上高がばーん!と100億もいきなり上がってるんですよなんやこれ!えー2020年なんかあったっけ?だってそもそもコナンの映画とりやめてるし他に100億も何が…って思い出して
「ああ鬼滅」って。
「無限列車」で株主配当がめっちゃ入ったんですねーわかりましたあー ←

もうな、集英社のド厳しい編集部に教えを請え。てか鳥嶋呼べ。サンデー再編しろ。鳥嶋のボツ攻撃に耐えられる漫画家なんか現状片手もおらんやろうが(怒)

※ここでジャンプの発行人にまで上り詰めた(実質雑誌の一番えらい人)鳥嶋氏について。若い子ちゃん知らんやろうから(笑)

新人でDr.スランプアラレちゃんの連載してた若き日の鳥山明氏の担当編集だった鳥嶋氏。普段からネームボツが厳しかったそうですがその週は特にむごく、ボツボツボツ更にボツ、何度もボツ攻撃を食らって「もう無理だ、期限的に言ってもこれでOK出してくれないとマジで間に合わない!」っていう超ギリギリの時間にネーム出したんだそうです。
そしたらそれまでボツ。

「ブツン」と切れた、かどうかは不明ですが(笑)「くっそおおおおおおお!!!」と全く新たなネームを出したんだそうです。それが見事OK!
出来上がったのがセンベエさんの仇敵、Dr.マシリトです(爆笑)
(マシリト、を逆さに読んでみ?)
アラレちゃんを知ってる人ならよくわかりますが、とにかくマシリトはセンベエさんに勝てないw 敵ではあるし凄い技術力もあるのになぜかいい子なロボットしか生み出せないという哀しい(?)キャラクターです。しかし人気は爆発的で、なにしろアニメの声はあのアラン・ドロン(フランスの超二枚目俳優)とスペースコブラ(ザ・サイコガン!)を当てていた野沢那智さんでした。確かマシリト演ったからR2D2(スター・ウォーズ)抜擢だったんじゃなかったっけ…(笑)

しかしそれからもボツ攻撃は変わらず、担当が変わるまでみっちりしごかれたみたいです。鳥山さんも「あの時のボツ攻撃で鍛えられた」とおっしゃってますので、やはり編集者にはなによりも誰よりも「センスが必要」なのだと思います。ドラゴンボール始めてもまだ鳥嶋さんだったんじゃなかったっけ?
その「鳥山明を育てた」という実績で彼は集英社内で出世街道の先鋒に立ちました。おかげで遊戯王のDEATH-Tの頃に花形ジャンプの編集長で、今やジャンプの発行人です。でもそれも「うん鳥嶋だもんね」と、当時を知っている私らからしたら順当、と言える人事なんです。


その鳥嶋氏に鍛えてもらえサンデー編集部(怒)てか潰してもいいと思う週刊サンデー。それくらいの再編しないと往年の、私が大好きだった頃のサンデーにはもう絶対に戻れないです。30年社長やってた現会長、おまえがここまで青山甘やかして持ち上げて太鼓持ちした挙げ句何の手も打たなかったからここまですたれたんやサンデーは(怒・怒)

なんでってね、コナンの連載始まった二年後に社長就任してるんですこの会長。
んで30年、少なくともデータ上がってる2001年からずーーっと小学館の売上高下がり続けてる。異常。何の手も打たなかったのかと、まともな会社のそれではないですよこれ。「小学館のWiki」見れば出てるから見てみて下さい。2001年から2020年で640億円下げてます。2021年は先刻言った通り鬼滅ボーナスで100億上がってますが2022年はどうなんよと言いたい。現社長からすれば「立派な敗戦処理」状態じゃないかなあと思います。

でかい大鉈を振るう勇気があればコナン、本編を終わらせて若手(新井さん)にスイッチ、という荒技もやってのけると思います。

↑↑、でこれで「何が小学館にとっていいことなのよー!」と感情的になったそこの若い子ちゃん。

ギャラ(原稿料)だ!

いいか、新井さんのギャラはおそらく青山の半分か、多くても2/3だ!!

いいかい?青山を月刊誌にもってけばせいぜい40ページくらいの連載で月1回なんだよ。それで週刊ペースから20ページ以上下げられる。節約出来ますね。

それと下手したら青山の半分しかないギャラで新井さんがスピリッツで連載。ゼロティーが12ページとかだったけどさすがに事件ものだったら15-20ページはいるでしょうが、15ページだったとしても青山の半分だぜ?2/3だぜ?コナン本編が今、週15ページ位だから。

私が見たのはゼロティー1話のコナン、これが16ページ。✕4で月に64ページ。

コナン載ってる時のサンデーってめっちゃ原稿料かかってる。
けどはっきり言うがサンデー本誌、売れてないと思うけど?←

で挙げ句休載多いわ、それだとコミックス発売も不定期になるわで。

出版社としてはあんまいい事ないんですよ。シビアに言うとさー。

で青山を週刊連載から切った上で新井さんという若い「これから」の人にスイッチさせると?どうなる?

作品制作自体が若返る上にギャラという原稿料も抑えられ、なおかつ青山の関わりを一切持たせなければ(「原作:青山剛昌」ってだけ)お涙程度の権利料だけで済むんです。

もちろん原作者としていくばくかは払わなきゃいけないけど、ゼロティーみたいなあそこまで手出し口出しさせなければ全然問題ないレベルですよ。権利料くらいならね。


やれよ新社長。これくらいは。

ていうか、「既に計画進めてるんじゃ…?」と思ってます。
だって新井さんの連載が終わったからね。

前の記事で言いましたが私てっきり上記のスムーズな移行のために新井さんの連載は取っておくと思ってたんですよ。ゼロティーの人気がないわけでは決してないしハロウィンの花嫁でまた降谷が盛り上がるんだし。

「おっかしーなー?」と思ってたら来年の2023年映画は

立川譲・櫻井武晴コンビですよ!
執行人コンビですよ!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ですよ(タイトルの通りこれが最終回で一向に構わない私は)。

で、今このタイミングでこの立川櫻井コンビって、「意味深~」と思った。私はね(笑)
むしろ哀ちゃんではなく降谷が組織に身バレしたりして?(笑)とか思ってるw

その、本編にも続く何かで興収爆上げを狙ってたりしてな、とか思ってる。あ、タイトルの「これが最終回か」は無いですね、ティザー見た段階で「はい詐欺ー」とは思ってたけど。

まさかの立川櫻井コンビなんで。そして新社長就任、小学館100周年なんで。

何か、動くとしたら「計画段階ででも」、
今しかないぜ?
と思ってます。


少なくともなあ、私がある程度以上の責任と権限持ってる立場だったら、
あそこまで他社(角川とサンライズ)に素で利益供与する取引先とかいらん
としか思わんわ。ガチで。
自社でのデビュー作家を囲い込むのが出版社だけど、契約上どうなってるのか不明です。期限を決めてそれを更新としてるのか、もしかしたら各出版社毎に違うのかもしれませんが。

もし「契約」を「細かく更新」という形なら
「次ナシね」
で切りますね。漫画家は結局は自営業者なのでそれもアリ。取引先の不興を買えばあっさり取引切られるんだよ世の中は。
しかし、対等或いは「自分が上」とカンチガイしている可能性もある。青山が。でないとこの四半世紀の奴の態度に説明がつかん。

だって講談社でもつい最近、あったでしょ?東京リベンジャーズとなんかの野球漫画(ごめん知らん)の、いきなりの打ち切り。
特にリベンジャーズのほうが「ありえん」と言われてツイッター炎上してましたが、あれがまかり通るのも世の中ですし「契約」ってものです。

あの一連を見た時に「同じ同族経営やしなー、小学館もやるかもなー」と思ったのは私だけでしょうかね?(笑)
実は既に今それを言われてるのかもしれないし。青山自身の体調も良くないみたいですしね。

その意味でも、降谷をえがく上で「刷新」という形を取り、なんなら多くの人間が関わる制作委員会形式でもいいと思ってます。公安描くんなら真面目にやってもらわなきゃね。

言っとくけどゼロティー、あれで降谷と風見がやってたのは「司法警察のシゴト」やけんね。「公安の仕事は全く違う」というのをご理解下さい。つまり青山が警察関係者の身内がいるにも関わらずなんも聞いてない調べてないという事です。ほんと輿水かよ(激怒)

※あと「ボスの正体について」、これで青山、新社長の逆鱗買ってたりして?とか思ってます。それに関してはまた次の記事で。いいかげん長くなりましたし疲れたんで…(笑)


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