一昨日の16日に一泊二日で伊香保温泉に行ってきた。
いつもは安宿のケチケチ旅行だけど、今回はリッチなホテルに気張った。たまには残り少ない人生、豪勢に楽しんだ方がいいよね。
心臓の悪い私と、耳の遠いいジイジイ2人が朝10時にノンビリと出発だ。
ところが、関越道はどこらあたりだろうか?群馬に入りナビが朱くなり緊急情報が入った。
なんと群馬は降雪のため関越道が通行止めになった。
「え?どこから…」不安がよぎる。
なんと、関越道は渋川伊香保ICから新潟方面が×だった。湯沢ICまでダメらしい。我々は渋川伊香保ICまでだからラッキーだよね。
しかし最初の予定地、伊香保ロープウェイに乗るつもりだったのに、不如帰駅(ホトトギス)が積雪があるため「行かない方がいい」と係りの人に止められた。しぶしぶ戻ると駐車料金300円を返してくれた。
ガックシ
これじゃねー、どこもいけないよ。
赤城山も榛名山も白く煙って見えないよ。
ホテルは15時チェックインだけど、しかたない、13時にホテルに電話してみた。
ありがたいね、ロビーでならOKということで直行した。
道路はこれだもんねー
でも埼玉県人にとっては嬉しい雪景色だね
今季初雪はあったのだけど一瞬のチラチラ程度だったからね。
ロビーで2時間待たされてチェックインしてさっそくお風呂に向かった。
これが呆れるほど大浴場だった。とにかく吃驚するほど湯殿が広い。もう二人して長湯だね
食事も美味しいし、満腹満腹
翌朝の曙。
Am5;10分に朝風呂に行く。
すっかり雪は治まっていた。
明るくなるにつれ上州の山々が雪で照り返して光り輝いている。
伊香保石段街。
相棒のSさんがポーズ。
二人で会話するときは爺さんどうし周囲の人も聞こえるほど大きな声で話す。
秘密が持てないね。
頂上まで365段あります。
伊香保神社。
何をお祈りしたかというと、ここはやはり帰省している春香チャンと熟年離婚なりませんようにとお願いした。いつもは100円だけど、今回は賽銭を倍にした。
Sさんも長くお祈りしてたけど何を願ったのかわからない。でもこれまでの会話で分かるような気がする。
なにしろ小学生の頃からの付き合いだからね。
朱色が映える河鹿橋。
帰りの石段でSさんが滑って尻餅をついた。
本人は笑っていたけど冷や汗をかいていた。
このあと榛名山ロープウェイに行ったけどやはり雪のため中止になっていた。
sさんの提案で榛名神社に行くことにした。
双龍門、
本社に弊殿、拝殿は保存修理中だそうだ。
樹齢の長い古木がたくさんあった。
今回撮れた唯一の野鳥はルリビタキだ
戻ってみると榛名山ロープウェイが開通していた。
早速往復切符を買った。
眼下の榛名湖。
浅間山の眺望!
遠くに富士山も見えた
富士山を見ていたら、離れたところでSさんが胸の辺りやズボンのポケットを叩いて野球のブロックサインをしていた。
「何かな?」
私は耄碌しているからとっさに理解できなかった。
近づいて訊いてみるみると「ロープウェイの往復券を無くした」と慌てていたのだ。
そんなこともあり榛名富士神社に行きそびれてしまった
もう帰るだけだ。
そんなこんなで爺爺2人の温泉旅行はあっけなく閉幕することなった。