そよそよと吹く風にちらほら桜の花びらが舞っている。小金井公園入口の道にはうっすらと桜が敷かれて、道の端にはピンクの帯。今は、山桜がみごとに咲き誇っている。
今日は土曜日なので、屋台も出ていて、小金井公園はひときわ、にぎやかだ。
公園の一角では春を謳歌するチューリップが道行く人を歓迎している。
ソメイヨシノはほとんど花びらは散ってしまい、残された赤い額が花のよう。草の上に座る人、ベンチでおしゃべりする人などがのんびりとした時間を楽しんでいる。
たてもの園の中も久しぶりにお客さんの姿が見える。
昔はどこにでも咲いていた山吹だが、最近は珍しくて、新鮮に見える。
ふたつ池には9羽いたはずのカルガモが今日は2羽だけ。樹の下に落ちているどんぐりを探して、エサにと、池に投げ込んであげたら、2羽とも慌てて逃げて行ってしまった(^_^;)。池に覆いかぶさる新緑の青もみじが見事だ。今日はカワセミも来てなかった。
ふたつ池を後にして、歩き出したら、樹々の間から満開のしだれ桜を発見した。「5本、植えた」と看板には書いてあったが、どう見ても、3本しか、見つからなかった。
つつじ山広場の前にある「ふわふわドーム」に子供たちの歓声があふれている。
実際に子供たちがふわふわドームで遊ぶ姿を今日、初めて見ることができた。入口には「3歳以下、12歳以上の子供は利用できません」と書いてあったが、どう見ても3歳以下の小さな子供たちが数名ほどいた(^_^;)。転ぶ子もいるが、ふわふわだから、痛くないのだろう。
もちろん公園の遊び場にもあふれるほどの子供たち。ここにいる間だけ、ちょっとだけ「少子化問題」を脇に置けた。
散歩の終わりに可愛いタンポポを発見。今日はトレーナー1枚でもうっすらと汗をかくほどの陽気だったが、明日から更に最高気温が上がるらしい。暑い日が来る前に、散歩をいっぱいして、足腰を鍛えておきたいなと思う。