「夫婦でサルサが踊りたい」、とかねてから切望していた。海外やクルーズ船で夫婦でかっこよく踊ってみたいのだ。
そこで思い切って、夫には内緒でサルサの個人レッスンを予約した。そしたら、なんのことはない、わたしが入ったダンス教室をのぞいてみると言う。「君の踊るのを座って見てるよ」という。座ってのんびり眺める気らしい。
違うもんね、座ってられるはずないもんね、と密かに思う(^_^;)。案の定、アシスタントの女性が現れて、あれよあれよというまに、ホールの隅でレッスンが始まった。モロ、個人レッスン。ま、最初はスタンダートのステップだけでも覚えてくれればいいかな、ぐらいに思って、一緒にステップを踏んでいたら、若いアシスタントさんはやる気満々らしく、次から次へとステップを教え始める。うわー、無理だよねー、と思っていたら、案の定、後半あたりからnabeさんの頭が沸騰し出して、額に苦渋の汗(^_^;)。
超初心者にとって、8ビートのスダンダードのステップを覚えるだけでも大変。スタンダード、サイドステップ、バックステップ、ターンとアシスタントさんは次々に新しいステップを教授する。どうにか足の運びは付いて行けても、ひょこひょこステップを踏む姿はサルサとは程遠い。軸足への体重移動がサルサの要。スタンダードのステップだけでも、きちんと体重移動ができた「かっこいい」ステップを踏んでほしいのになぁと思う。
でも、今回は1回目。1回目としては合格だろう。嫌がらず、踊り始めることで、貴重な第一歩を踏み出したと思う。「すごい運動量だったねー。身体だけじゃなくて、頭もすごーく使うんだねー」、とレッスン後、夫は興奮気味にしゃべっていた。
ところで、この書き込みをしている横で、nabeさんがステップを踏み始めた。あのひょこひょこステップだ。「床を押し付けるように」「その場でステップしてみて。軸足からの体重移動が大切なのよ」と立て続けてアドバイスしたら、あっけなく、ソファーに戻ってしまった。ふ、先が思いやられる。
所詮、この人にはサルサは無理なのだろうか・・・。
でも、さっき、男性用ダンスシューズをアマゾンで買ってしまった。シューズを買った以上、もう少しだけ、様子を見ようか。
実はついでにわたしも先ほどダンスシューズを買った。太ってしまったわたしにとって、8cmのヒールは拷問だった(^_^;)。
今回のヒールは6cm。でもよく考えると、2cm減ったぐらいでは拷問のままでは?と不安が芽生える。そうか、まずは痩せなきゃねー、と永遠に実現しないダイエット熱がまたまた頭をもたげてくる。
あれ?nabeさんのサルサと、わたしのダイエット、なんか似てるような・・・。