懐かしい写真。
を、発掘したのは、Tito Ernieの訃報を知ったからです。
今わたしが、こんなふうに演劇を続けてる大きなきっかけの人だと思う。
「都市の孤独」というタイトルで作品つくりをしたのが2006年。
作品を作る中で色々と大切な事を教えてくれたし、小学校や、ダウン症の子たちとのワークショップにも同行させてもらって。アーニーの膝に子どもがリラックスして座って。アーニーがそのまま歌を歌ったりしてる様子を魔法使いを見てる気分で目の当たりにして、その素敵さは、もちろん魔法じゃないという事にも驚いて、多分その時関わってた人はティト・アーニーの事が大好きだったと思う。
その後2010年にフィリピンで花いちもんめを上演する事になって、その劇場がたまたまPETAの劇場だった。
劇場で再会したアーニーは相変わらず素敵な笑顔で大騒ぎしてくれて、事務所に招いてみんなに「福岡からこがきょが来たよ」と紹介してくれたし、花いちもんめのワークショップでは、一緒に花いちもんめをしたし、その説明の間、ずっと沢山の参加者の中で「うん、うん」と頷きながら、伝わってるよ、大丈夫だよ、とサインを送ってくれていて。お芝居も見てくれて、終演後1番にやってきて「誇りに思うよ」と抱きしめてくれたんだった。芝居をして「誇りに思う」と言われたのなんて初めてだったかもしれないし。そう言ってもらえて私も誇らしかった。
魔法使いみたいなファシリテーターのティト・アーニーは、私の中にも金の鉱脈を見つけてくれました。
アーニーに教えてもらった歌を、今でもあちこちで歌ってるし、その歌はもれなく流行ってます。
宮崎の山奥で、あの歌をみんなが毎年合言葉のように歌っています。
見間違いだったらいいな、と、思ったけど。
本当だった。
神様みたいな人だったな。
出会えて良かったです。


