人の話を聞く時は、メモをとったらダメなのです② | 世界のどこでも生きていける100万人の天才を育てる塾ブログ

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前回の続きになります。

 

前回はメモとり魔の人たちの失敗例を書きました。

 

 

 

メモを書いている最中は、手に意識が集中してしまうので

 

講師の話が耳に入らなくなっているって事に

 

メモ魔さんたちは自分で気づけていないって事を書いたのですけど

 

 

 

これって人間全般に言える事なので、

 

私自身も意識をしていないと同じようになる事もあります。

 

 

 

 

だから余計に分かるのです。

 

 

人の話を聞く時はメモをとったらダメなのです。

 

 

 

 

「それって単にメモが下手なのでは?」というご指摘もありました。

 

 

 

確かにそうなのかもしれません。

 

 

 

でもね、問題の根本は「メモが上手か下手か」ではなくて

 

聞いている話の内容を要約できないのが問題なのです。

 

 

 

 

なぜそう思うかというと逐次通訳の経験からです。

 

通訳の現場では、お客様が話し終えて、私たち通訳者が話し始めるのに3秒も間があくと

お客様に不安を感じさせてしまいます。

 

お客様が話し終えたらソッコーでこちらも話し始めなければなりません。

 

そうなるとメモなんて取ってる暇ないです。

 

できたとしても、キーワード+記号+数字 くらいしかメモできません。

 

お客様の話を聞きながら何をしているのかというと

 

頭の中で要約しているのです。

 

数字などの正確さを求めるのでメモをしているだけなのです。

 

メモをとるのが原因でお客様の話を聞き逃すなんて言語道断なのです。

 

 

 

 

 

自慢しているのではないのです。

 

同じ訓練を学校でも塾でもやればいいと思っているのです。

 

 

 

というか、私たちが開発したHyper Genius Methodでは、

話を聞いた事を要約して再現できるように訓練します。

 

 

学校の授業も聞き方が変わります。

 

 

現に、うちの塾生は、20分程度のTEDを見てメモ書きなんてしません。

 

見終わった後に何を話していたかを まとめて教えてくれます。

 

まぁ、TEDでのスピーチの構成がきちんとしているから、まとめるのが楽なのだと思いますが。

 

 

 

 

で、話を元に戻すとですね

 

 

「人の話を聞く時はメモを取りなさい」って言うのが根本的な間違いなのですよ。

 

 

 

普段から、人の話を聞きながら、相手が何を言いたいのか頭の中で要約して記憶する練習をしないとダメなのですよ。

 

いちいちメモをとって分かった気になっているけど、メモ書きの最中の話は聞いていないのが現実なんですから。

 

 

 

板書を写すのに必死になって話を聞いてない生徒がいるのが現実でしょう?

 

こういう事を続けていると どんどんバカになるのですよ。

 

言葉がきつくてごめんなさいね。

 

でも、本来頭の良い子に変な指導をして 

 

頭がゆっくりにしか動かない子にしているのは 

 

私たち塾の先生かもしれないじゃないですか。

 

 

 

頭の良い子を育てようと思ったら

 

「メモを取れ」って指導は

 

今すぐやめた方が良いです。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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