ブログを引っ越しました
昨年アメリカに行く用事があったので、そのついでに現地(NY)の方に大学入試について伺ってきました。
なかなか書く機会が無かったのですが、ちょっとまとめてみました。
何かの参考になれば幸いです。
【SAT】
日本のセンター試験のような位置づけにあるSATという試験を受ける。
主に英語と数学 最近では他の科目もある。大学により必要な科目が異なる。
800点×2の1600点満点
SATの結果により受験できる大学が決まってくる。
【内申点】
SATの後、受験校が決まったら、日本で言う内申点で合否が決まる。(という事は二次試験は無し)
校長の推薦書・志望理由書・ボランティア履歴・アルバイト経験など。
内申書にはその学生がどのような研究を行ってきたか、などが記載される。
ボランティア履歴では、各ボランティアで点数が決まっており、その累積点が多いほど良い。
アルバイト経験も必要だが、ほぼボランティアに近いアルバイトが好まれる。つまり収入が多すぎてはダメ。
そのため高校生になったら子供たちは銀行口座を開き、アルバイトをしたという証明が必要になる。どのくらい社会貢献をしてきたのかという事が大きなポイントとなる。
NYでは公立大学は無償となったため競争はさらに激しくなっている。
【SAT数学】
実際に問題を解いてみました。
数学は私でも解ける問題で、それほど難しくはない印象。
お会いした日本人の方が「アメリカは算数とか数学とかが日本ほど進んでいない。MITのような天才もいるにはいるが、掛け算が出来ない人なんて ゴロゴロいますよ。」と言っておられましたが、本当にそのような印象です。
ただ、数学で必要な英単語を知らなければならないという点と、教え方が異なるので出題のされかたが日本人には馴染みのないものとなっていました。そのため数学も対策は必要。
【SAT英語】
数学とは比較にならないほど英語は難しい!
日本人はそもそも物事の捉え方がアメリカ人とは異なるので、アメリカ人でも難しいという試験は日本人にとっては更に難関かも。
日本語には訳せるのだけど、その意味が分からない(( ノД`)シクシク…
アメリカ人的なものの見方を身に着ける必要があるなぁと思いました。
英語好きな皆さんはTOEICやTOEFLだけでなく、SATも勉強してみてはいかがでしょうか?
※大学入試については、ちゃんとご自分で調べてくださいね。大学によって異なります。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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