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【入試英語対策】
大学入試に英語の外部試験を採用する大学が増えています。
あるレベルから上の級に合格した生徒は英語が満点扱いになる大学が増えているという事で、高校の授業が外部試験対策を重視して、変に偏っていくのではないかと少し心配しています。
実際そういった授業が増えているという記事をネット上でも見る事があります。
また英語の資格試験を受ける生徒も増えているようです
こういう事を見ていると
体のいい官民癒着かも…と勘繰ったりもしちゃいます(笑)
さて、そもそも大学入試改革は何故行われるのでしょう。
いろいろな教材会社や予備校主催の勉強会に出席し、いろいろな事を聞いてきました。
「これまでの知識偏重の試験から、そういった試験では測れない学力を見るため」
「日本の国際競争力を高めるため」等々、どの会社も熱く語ってくださいました。
なるほど。
どれも納得できます。
でも勉強会やセミナーを最後まで聞いていると、どの会社も「外部試験対策」で終わりなの?
と、妙なズレを感じてしまいます。
英語の外部試験って、集中的に対策すれば何とかなります。
これって、今までの入試英語と何か違いますか?
同じじゃないですか?
これまでの知識偏重の試験と、どこがどう変わるのでしょう。
不思議な事をするなぁと私は感じてしまいます。
さて、生徒をみる時に「この子、頭いいな。」と思う時って、皆様、どんな時でしょうか。
学校のテストで100点を連発する生徒がいると、頭良いなと思いますか?
生徒と接していると、いろんな場面で生徒の頭の良さを感じる事が出来ますが、私が生徒の頭の良さを感じる時というのは、生徒が疑問を持った時、疑いを持った時です。
「坂本龍馬って脱藩浪人なのに、どうしてアチコチ旅行ができたの?」
「グラバーって何者?何を売ってたの?」
「どうして坂本龍馬とグラバーが近い関係になったの?」
「外国船を攻撃している最中に留学した長州5がいるのは何故?」などなど
そんなことを言われると、この子、めちゃくちゃ頭いいな!と思います。
しかし、こういうお子さんは、教科書で習う事にも疑いを持つので、成績が良いとは限りません。
しかもそういう疑いを教室内で持たれると、先生にとってはハッキリ言って面倒でしょうから、疎ましい存在として遠ざけられることになります。
素晴らしい才能なんですけどね、それに接する大人がバカなので、その頭の良さをつぶしてしまいます。
彼らは成長したら、しょーもないダイエット広告や儲け話にうっかりのってしまうような大人にはならないでしょう。
反面、いつも90点とか100点をとるようなお子さんはどうでしょうか。
教えられたことを常に信じてしまってはいませんか?
「大手だから」と簡単に信用して、治りもしない薬や健康食品やサプリメントに大金をはたくような大人になりそうな気がしませんか?
ノーベル賞を受賞した先生のありがたいガン治療薬が実際にはどんな結果が多いのかを検証もしないで飛びつきそうじゃないですか?
「朝はサプリメントだけ」という頭の良さそうな有名予備校講師が言う事を真に受けて、同じようにやってる人を見ると、サプリの会社からお金貰ってるかも?とか疑ったりしないのか不思議に思ったりもします。
実際、権威に弱い大人のなんと多いことか。
さて、話を元に戻します。
私たちの姿を振り返ってみて、どう思いますか?
入試改革の目的は「目に見えない学力を測る事」でしたよね?
「国際競争力を高めるため」でしたよね?
イコール外部試験対策ですか?
塾と教育の11月号に「入試英語対策」についての拙筆を掲載していただきました。
その画像も添付しておきます。
ご興味があれば読んでみてください。
そして入試英語対策=外部試験対策という大流行に疑いを持つ先生方
一緒につながりませんか?
一緒に新しい教育を創っていきましょう。
外部試験に頼るのもどうなの?と思う方も思わない方も
どちら様も、どうぞポチポチお願いします♪
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