知床半島沖で観光船が遭難し、多くの死者不明者が出ている。
未だ観光船は見つからず、多くの不明者は観光船に残されたままの可能性もあるという。
昨日、23時頃のニュース番組で、この観光船にプロポーズするためにカップルで乗船した男性のお父さんがその心境を語っていた。
人生における、一世一代の決断を告げるその日にこんな目に合うなんて・・・・
”遭難した観光船には、ヒビが入っていた”
”悪天候にもかかわらず、無理な運航をしていた”
真偽は定かではないが、そんな情報も流れている。
もし、事実であれば、運航会社の責任はあまりにも大きすぎる。
よーーーし、今日はタイトルについて書こう。
10年ほど前に弊社が販売した、S様の長府製ボイラー。
昨年エラー番号140が出て、温度ヒューズの交換をした。
その後問題なかったのだが、1年3ヵ月ほど経過した今回同じエラー番号140が出ると、連絡が入った。
状況をメーカーとも話をした所、バーナー等を外して温度ヒューズ作動の原因確認の必要がある旨の説明でS様宅を訪問。
すると、たまたま、ボイラーの前に居た際に、エラー140が出た。
S様に確認した所、お湯を使用しない状況でも、エラー140が出る場合がある事が判明。
そうすると、基板不良が原因で、部品取り寄せ再訪する事になった。
・長府ボイラー KIBF-4732DSA(基板交換前)
前面パネルを開けた所。
このゴチャゴチャとたくさんの配線がつながれているのが基板となる。
・長府ボイラー KIBF-4732DSA(基板交換中)
コネクターがたくさんあるので、分かりやすいように番号を振って、古い基盤を取り外す。
新しい基盤と交換する。
・長府ボイラー KIBF-4732DSA(基板交換後)
そして、コネクターを差し込んで、基板交換完了。
後は試運転のみ。
部屋の中に入り、リモコンのスイッチを入れる。
ところが・・・・・・
何とエラー番号は忘れたが、エラーが再度表示される。
ボイラー内部にある、説明書を見るとコンセント抜き差しと書いてある。
抜き差しし、再度部屋に入り確認するも、エラー消えず。
「なぜに?」
と混乱する頭で、再度ボイラーの所に戻りよーーーく、基板を見直すと・・・・
何と、コネクターを一つ差し込み忘れていた(笑)
それを差し込むと、当然エラーは出ず、ちゃんと使用できるようになった。
後は前面パネルを元に戻し、基板交換完了。
コロナの影響で、今回のオートタイプのボイラーはご多分に洩れず入手困難状態。
何とか修理できたが、S様には早めの交換も視野に入れておいて下さいと説明した。