電力の小売り自由化により登場した新電力。
その新電力の経営が厳しくなっており、昨年度は何と過去最多14件もの倒産があったそうだ。
値段に釣られ、新電力に飛びついたユーザーの中には大変な思いをしている方もいる事だろう。
ロシアのウクライナ侵攻もあり、今後益々その経営が厳しくなるであろう新電力。
そんな中、今朝のラジオで、地熱発電で頑張っている熊本の新電力会社の話題を放送していた。
いつだったか、何かで見たのだが、火山活動が活発で地震の多い日本。
その火山の熱を利用した地熱発電には大きな可能性があり、その技術も日本にはあるという。
しかしながら、個人的にはパネルの処分で大問題になると思っている太陽光とかに押され、なかなか進まない。
適地が国立公園の中にあるなど、当然それなりの理由があるみたい。
ただ、エネルギーの自給について、悠長に構えている状況ではなない。
選択肢をもっともっと広げ、どんどんチャレンジしていくべきだと思う。
よーーーし、今日はタイトルについて書こう。
今回が初めての取引となるU様。
使用中のソーラーが不調となり、交換依頼があった。
・ソーラー(太陽熱温水器)/交換前
当然ながら、現調に行き家の下から見たのだが、
「なんじゃこりゃ?」
というのが、偽りのない感想だったかと(笑)
当然ながら、初めて見た。
後で分かったのだが、真空ガラス管式太陽熱温水器というみたい。
中国では普及している?みたい。
U様に製品名を教えてもらい、チラリとWEBで概要確認。
「組み立て簡単!」 の説明文を発見、安心し深くは考えなかった。
が、これが後で泣きをみた(笑)
後日会社で撮影した、旧ソーラーの真空ガラス管
・ソーラー(太陽熱温水器)/交換後/ SW1-211L (長府製作所)
本当にシンプルに、屋根に水が上がって、下りてくるタイプのソーラーを希望だった。
まずは、旧ソーラーの取り外し。
初めての作業なので、取付枠を少し外して下にずらして、試しに一本外してみる。
何とか、下にずらすと外れたが、中に水が入っている。
瓦が濡れると滑りやすい瓦の為、一段下がっている板金屋根の部分まで運んで流した。
1本や2本なら問題ない。
が、何とガラス管は20本程度あるのだ!
ガラス管を撤去するだけで、通常の何倍もの時間がかかった(涙)
次に貯湯部の取付枠からの取り外しが、経年劣化でこれまた難航。
そして、何とか外れたものの、この貯湯部重いんだなーこれが(涙2)
おまけに、通常のソーラーなら取手がありそこにロープをかければ問題ないのだが、それもできない。
最終的には、両サイドに1周ぐるりとロープをかけ、2人で屋根の上から脚立の上を滑らせながら何とか降ろした。
貯湯部が地面に降りた時は本当にほっとした。
その後は別段問題なく、取付完了したのだが、最後の最後に落とし穴が。
給湯ホースの高さの関係か、なかなか貯湯部に溜まった水が下りて来ないんだよなーこれが。
最終的には混合水栓部で何とかエアーを抜き、無事水は下りてくるようになった。
久々にソーラーの交換をしたが、なかなか大変な工事だった。