今日はこの話題を書かねばなるまい。
”ナッツ姫” こと、チョ・ヒョナ元大韓航空前副社長の初公判が行われ、弁護側は起訴事実を否認した。
先日から大きくマスメディアで取り上げられていたこの話題。
実は、今日まで大きな勘違いをしていた事実を、初めて知った。
というのは、
「乗務員がマニュアル通りにナッツを提供しなかったのに激怒して、最終的に飛行機まで止める事態に陥った。」
と思っていたのだが、実は
「乗務員はマニュアル通りで、自分の勘違いを、逆切れして責任者に押し付けていた。」
というのが真実らしい。
いやはやこれには恐れ入った。
何の苦労もせずに、経営者の娘というだけで、人の上に立ったバカ娘が、その威光を笠に乗務員を叱りまくった。
最初はそう思っていたが、事実は更に悪く、自分の非を認める事が出来ず、引っ込みがつかなくなり、責任者に八つ当たりしていただけだとは・・・・・。
本当に哀れでならない。
この”ナッツ姫”に限らず、2代目、3代目のバカ息子が(自分も3代目のバカ息子(笑))、やりたい放題で会社を潰してしまうという事は良くある話。
HONDAの創業者である、本田宗一郎は世襲を嫌い息子を会社に入れなかったと聞く。
息子がドラ息子になるのを恐れたのだろう。
でも、今回のこの ”ナッツ姫” を反面教師として、学ぶ事は多い。
「悪い事をしたらごめんなさい」
たとえ何歳になろうとも、それだけはちゃんと言える様にならなければと強く思った。